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ギターの弾き方

ギターのカッティング奏法の弾き方と基礎練習の方法(入門編)

2020年3月6日

ギターを始めて少しずつ弾けるようになってきてカッティング奏法って良くけど弾き方がわからないといった人も多いかと思います。

特に初心者の方は「見よう見真似でやってみたけど、あまりうまくできない・・・」といって悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回は、カッティング奏法の弾き方の基礎から基礎練習の方法を解説していき、陥りやすい症状などの注意点をまとめました。

ギターのカッティング奏法とは

ギターのカッティング奏法をしている画像
カッティング奏法とは、一言でいうと「音を切る演奏方法」のことです。

ブラッシングや休符(空ピッキング)と組み合わせることで、アクセントをつけてリズミカルなノリを出したり、歯切れよさを出すことができます。

ジャズなどではファンキーなサウンドを生み出したり、近代ロックやポップスなどでも単音カッティングとディレイを組み合わせた幻想的なフレーズを表現したりなど、幅広く活用されています。

ギターのカッティング奏法の右手のやり方

ギターでカッティング奏法をするときのやり方として、右手のテニクニックが大きく2通りあります。

ブラッシング

ピックを持った右手でブラッシングをしている
ブラッシングとは左手でミュートした弦を右手で持ったピックでストロークをして弦を弾く演奏方法です。

よく聞くような音の表現としては「チャカチャカ」といったり、「ツクツク」といったりされることが多く、「音」という実音がなっていない状態です。

この時の右手のポイントとしては、「右手のストロークを一定に保つ」ことは大前提ですが、「右手のピックを持つ力を入れすぎない」ようにして、「右手首を硬くしすぎない」ように柔らかく使うことを意識して、「弦に対して垂直に真っすぐ振り下ろす」ことが大切です。

空ピッキング

ピックを持った右手で空ピッキングをしている
空ピッキングとは、ブラッシングとは反対に右手で持ったピックを弦に当てないように空振り(空ピッキング)する演奏方法です。

この際の「音を切る」動作は左手で行うことになりますが、「チャカチャカ」と間の音を出さないことで、ブラッシングとはまた違ったノリを出すことができます。

この時の右手のポイントはブラッシングと同様になりますが、「右手のストロークを一定に保つ」ことを意識して、「右手のピックを持つ力を入れすぎない」ようにして、「右手首を硬くしすぎない」ように柔らかく使うことを意識することが大切です。

ギターのカッティング奏法の左手のやり方

ギターでカッティング奏法をするときのやり方として、左手のテニクニックが大きく2通りあります。

音を切るミュート

音を切る左手のミュートの方法ですが、左手で弦を押さえて右手で持ったピックでピッキングをして音を出した後に、左手の弦を押さえている力を少し緩めて、弦をフレットから浮かして音を切ります。

左手でコードを押さえている状態
左手で弦を押さえて音が出ている状態です。

左手押さえているコードを少し浮かせている状態
左手の弦を押さえている力を緩めてフレットから弦を浮かしている状態です。

左手が弦から離れすぎている悪い例
注意点としては、上記の写真のように左手を弦から離しすぎないようにすることです。

弦から離しすぎてしまうと、うまく音が切れずに余計な音が鳴ってしまいますし、右手でブラッシングをしたときに音が鳴ってしまい、「チャカチャカ」した音が出せなくなってしまいます。

ポイントは「左手の力を少し抜く」ことで、「弦に少し触れている」状態を意識することです。

余計な音を鳴らさないミュート(余弦ミュート)

ギターのカッティング奏法では、右手は常にストロークを繰り返している中になりますので、右手で持ったピックは様々な弦に触れることになります。

そのため、出したい音以外の余計な音は鳴らさないように、左手の指で鳴らしたくない弦に軽く触れて音をミュートします。

左手の人差し指で6弦を軽く触れてミュートをしている状態
Cメジャーコードの5弦バレーコード(セーハ)で押さえている場合、6弦の音は鳴らしたくないので、人差し指で軽く触れて弦をミュートします。

左手の中指で6弦を軽く触れてミュートをしている状態
同様にCメジャーコードの5弦バレーコード(セーハ)で押さえている場合、6弦の音を使っていない中指で軽く触れてミュートするやり方もあります。

ただし、この時に1弦から5弦までの弦に触れないようにすることがポイントです。

親指と人差し指の腹で余弦をミュートしている状態
省略コードや単音カッティング奏法などの場合は、左手は握りこみスタイルで弾きたい場合、使っていない親指で低音弦に軽く触れてミュートし、人差し指は弦に触れるくらいに軽く寝かせて高音弦をミュートします。

上記の画像では3弦の音を鳴らすときのフォームで、6弦・5弦は親指でミュートし、4弦は人差し指で軽く触れ、1弦・2弦は人差し指を寝かせてミュートをしています。

ギターのカッティングの基礎練習の方法

ギターのカッティング奏法は、様々な曲を弾いてどんどん上手くなっていく方もいます。

「もっと上手くなりたい」と思って効果的な基礎練習をして、「色んな曲に対応したい」と思っている方に対して効果的な練習方法があり、それは「リズムパターンの音ずらし練習」です。

カッティング奏法は様々なリズムパターンの組み合わせで成り立っていることが多く、この基礎練習をすることで、基本的なカッティング奏法が上達するとともに、自分が音を出したいタイミングで自由に音を出しやすくなります。

ここでは基本的な2通りのパターンをご紹介しますが、よくあるリズムパターンを応用して自分で様々な練習パターンを作れます。

また、カッティング奏法はリズムとノリをおろそかにしては、フレーズは弾けてもカッティング奏法の表現力は上達しないので、練習するときは必ずメトロノームを使って練習することが大切です。

練習フレーズ1:16分音符を基本とした四分音符のリズムパターン

まず、基本的な16分音符を基本とした四分音符パターンの練習です。

16分音符を基本とした四分音符のリズムパターンのカッティングフレーズ1
こちらは16分音符の一つ目の音を基本にした練習パターンで、音の表現としては「チャツツツ、チャツツツ、チャツツツ、チャツツツ」です。

16分音符を基本とした四分音符のリズムパターンのカッティングフレーズ2
こちらは16分音符の二つ目の音を基本にした練習パターンで、音の表現としては「ツチャツツ、ツチャツツ、ツチャツツ、ツチャツツ」です。

16分音符を基本とした四分音符のリズムパターンのカッティングフレーズ3
こちらは16分音符の三つ目の音を基本にした練習パターンで、音の表現としては「ツツチャツ、ツツチャツ、ツツチャツ、ツツチャツ」です。

16分音符を基本とした四分音符のリズムパターンのカッティングフレーズ4
こちらは16分音符の四つ目の音を基本にした練習パターンで、音の表現としては「ツツツチャ、ツツツチャ、ツツツチャ、ツツツチャ」です。

練習フレーズ2:16分音符を基本とした付点八分音符のリズムパターン

続いて、基本的な16分音符を基本とし付点は音符パターンの練習です。

これができるようになればほとんどの基本的なカッティング奏法フレーズは対応できるようになりますので、あとは練習パターンを増やしていくだけです。

16分音符を基本とした付点八分音符のリズムパターンのカッティングフレーズ1
まずオーソドックスな付点八分音符を使ったパターンで、音の表現としては「チャツツチャ/ツツチャツ、チャツツチャ/ツツチャツ」です。

16分音符を基本とした付点八分音符のリズムパターンのカッティングフレーズ2
次に、音を一つずらしたパターンで、音の表現としては「ツチャツツ/チャツツチャ、ツチャツツ/チャツツチャ」です。

16分音符を基本とした付点八分音符のリズムパターンのカッティングフレーズ3
さらに、音を一つずらしたパターンで、音の表現としては「チャツチャツ/ツチャツツ、チャツチャツ/ツチャツツ」です。

16分音符を基本とした付点八分音符のリズムパターンのカッティングフレーズ4
まだまだいきますが、さらに音を一つずらしたパターンで、音の表現としては「ツチャツチャ/ツツチャツ、ツチャツチャ/ツツチャツ」です。

16分音符を基本とした付点八分音符のリズムパターンのカッティングフレーズ5
あともう少しです。またまた音を一つずらしたパターンで、音の表現としては「ツツチャツ/チャツツチャ、ツツチャツ/チャツツチャ」です。

16分音符を基本とした付点八分音符のリズムパターンのカッティングフレーズ6
あともう少しです。音を一つずらしたパターンで、音の表現としては「チャツツチャ/ツチャツツ、チャツツチャ/ツチャツツ」です。

16分音符を基本とした付点八分音符のリズムパターンのカッティングフレーズ7
あと二つです。音を一つずらしたパターンで、音の表現としては「ツチャツツ/チャツチャツ、ツチャツツ/チャツチャツ」です。

16分音符を基本とした付点八分音符のリズムパターンのカッティングフレーズ8
最後です。音を一つずらしたパターンで、音の表現としては「ツツチャツ/ツチャツチャ、ツツチャツ/ツチャツチャ」です。

ギターのカッティング奏法が上手くできない時に見直すポイント

ギターのカッティング奏法が上手くできない時に陥りがちなポイントをいくつかまとめました。

ピックがずれる場合

ピックの持ち方や右手の振り方が正しくないと、カッティング奏法を続けているうちにピックがどんどんずれてしまう症状になりやすいです。

「ピックを強く持ちすぎていないか」、「弦に対するピックの角度が極端に斜めになっていないか」、「斜めに振り下ろしていないか」など一つずつチェックする必要があります。

ピックを持った右手の力が入りすぎている悪い例
特にピックがずれやすい人は、右手のピックを持っている手に力が入りりすぎているため、ブラッシングをしたときにピックが弦にあたった振動でどんどんピックがどんどんずれていきやすいです。

ピックを持った右手がリラックスしている良い例
そのため、右手のピックを持つ手は「落ちないくらいに手を添えている」状態から「少しだけ力を入れる」ことがポイントで、その状態でピックのしなりを利用することを意識することがポイントです。

爪が削れる場合

爪が傷れる場合は、ピックを持っている右手でブラッシングをしている時に、ギター側の弦側に近すぎる場合がありますが、一番の原因は右手のピックの持ち方です。

ピックを深く握りすぎている悪い例
ピックの握り方が深すぎて少ししかピックがでていない状態のため、ブラッシングをしている間に爪が弦に当たって爪が削れている場合があります。

適度にピックの先端がでている良い例
今一度ピックを深く持ちすぎていないか、ピックの持ち方を見直すことが必要です。

手首がどうしても硬い場合

カッティング奏法のコツは右手を柔らかくスナップを効かせて行うことで切れの良さを出すことができ、リズムも一定に保ちやすくなります。

はたき棒をイメージすると手首を柔らかく使うイメージがしやすい
しかし、どうしても手首が硬くて困っている場合は、「はたき棒をつかってほこりを払う時の右手首の使い方」を意識すると上手くいく場合がおおいです。

はたき棒を使う時はガチガチに手首を硬くしてると「ゴンゴンゴン」となって上手くほこりをはたけませんし、壁を傷つけますので、やさしく「ポンポンポン」とほこりをはらうイメージです。

ハーモニクス音が鳴ってしまう場合

カッティング奏法では、ハーモニクスポイントに指がある場合、ブラッシングをしている時にハーモニクス音が鳴りやすい時があります。

人差し指が5フレットのハーモニクスポイントにある悪い例
このような状態でコードカッティング奏法をしていると、1弦と6弦は5フレットのハーモニクスポイントに指がある状態ですので、ハーモニクス音が鳴りやすいです。

実音を鳴らしていない時に左手の4本の指が触れていてハーモニクスを防いでいる良い例
その場合は、ブラッシングをするときに、他の指も軽く触れることでハーモニクス音が鳴らないようにすることができます。

余った指も弦に触れてミュートすることでハーモニクスが鳴らないようにしている良い例
また上記の画像の人差し指のように、斜めにして弦に触れてミュートすることでハーモニクス音を鳴らさないようにすることができます。

ピックが弦に引っかかる場合

ピックが弦に引っかかる場合の多くは、アップピッキングが原因の場合が多いです。

アップピッキングで適切な角度になっていない悪い例
アップピッキングのピックの角度がダウンピッキングと同じピックの角度になってしまっているため、ピックが弦にひっかかりやすい状態になっている状態です。

アップピッキング時に適切な角度になっている良い例
アップピッキングの時は上記の写真のようにピックの角度にしなければなりませんが、これは「手首が硬い」状態で柔らかく使えていない、「弦に対して垂直に右手が振り下ろせていない(ストロークができていない)」場合におこりやすいです。

まとめ

ギターのカッティング奏法の弾き方と練習方法について入門編を解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

ギターのカッティング奏法はできるようになると、ファンキーなコードカッティング奏法だけでなく、ギターソロにもカッティング奏法を応用することができます。

しっかりとカッティング奏法の基礎を身に着けることで、ギターの演奏の幅を広げることができますので、ぜひチャレンジしてみてください。







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