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ギターの弾き方

ギターのタッピング奏法の弾き方と基礎練習の方法(入門編)

2020年3月8日

ギターのタッピング演奏はかっこいいフレーズが多く、ギター初心者にとっても憧れの演奏方法かと思います。

しかし、思ったようにうまくいかない・・・といった方や、「見よう見真似でやってみているけど、正しい演奏方法を知りたい!」という方も多いかと思います。

今回は、ギターのタッピング演奏について解説していきます。

ギターのタッピング奏法とは


ギターのタッピング奏法とは、「弦をTap(たたく)」して音を鳴らす演奏方法のことで、「ライトハンド奏法」とも呼ばれています。

ピックを持つ右手の人差し指や中指で弦をたたいて音を鳴らし、左手のハンマリング・オンやプリング・オフのテニクニックと組み合わせることで高速フレーズを演奏することができます。

また、クリーンサウンドを中心としたクラシカルなギタープレイや、コードトーンを中心としたフレージングなどギターの演奏に幅広く活用されています。

ギターのタッピング奏法の右手のやり方

ギターのタッピング演奏の右手のやり方は、基本的に人差し指か中指を使います。

タッピングを人差し指を使う場合


ギターのタッピング演奏で人差し指を使う場合は、ピックを口にくわえる(唇にはさむ)ようにして、右手には何も持っていない状態にします。

右手の位置を安定させるために、中指や薬指はネックの高音弦側の側面に添えて、親指はネックの低音弦側の側面に添えて行うとタッピングがやりやすくなります。

人差し指で行うタッピング演奏は、右手が安定してタッピングがしやすいというメリットがありますが、デメリットはピック弾きに移る際に「右手にピックを持ち直す」必要があります。

タッピングを中指を使う場合


ギターのタッピング演奏で中指を使う場合は、ピックは親指と人差し指でそのまま持っておき、中指を伸ばしてタッピングを行います。

右手の位置を安定させる方法はギタリストそれぞれにやり方はありますが、一番オーソドックスな方法は薬指と小指をネックの高音弦側の側面に添えて行うと右手の位置がブレずにタッピングがしやすくなります。

その他には、右手の親指の付け根あたりをピックアップの少し上に固定して行う人もいたり、右肘をギターに固定して右手はほとんど浮いている状態で行っているギタリストもいたりします。

中指で行うタッピング演奏は、右手が少し安定しずらいデメリットがありますが、瞬時にピック弾きに移りやすいというメリットがあります。

タッピングで音を鳴らすときのコツ


右手でタッピングをするときのコツは、弦をタッピングした後に上側か下側へ「少しずらして弦を引っかけて指を離す」ようなイメージで行うことで、タッピングの後の音をしっかりと鳴らすことができます。


1弦をタッピングした後に人差し指を「少し下側にずらしながら弦を引っかけて」指を離した時の画像で、一番オーソドックスなやり方です。


1弦をタッピングした後に人差し指を「少し上側にずらしながら弦を引っかけて」指を離した時の画像ですが、フレージングの都合上などで行う場合もありますが、ギタリストによってはこちらを好んで行うプレーヤーもいます。

ギターのタッピング奏法の左手のやり方

ギターのタッピング演奏の左手のやり方は、基本的に「ハンマリング・オン」と「プリング・オフ」のテクニックを組み合わせて行います。

その時に大事なことは「左手を安定させる」ことです。

左手を安定させる


まず、タッピング演奏では開放弦を利用したフレーズが多くありますが、大事なことは左手を安定させることです。

左手を安定させるために「左手のどこかで支点を作る」必要があるのですが、基本的には「人差し指の付け根の側面」をネックの下部に固定して支点を作ってあげると、左手がブレずに安定して指が自由に動きやすくなります。

「ハンマリング・オン」と「プリング・オフ」を組み合わせる


「ハンマリング・オン」と「プリング・オフ」を組み合わせるときに、フレーズの音と音の感覚が狭ければ「人差し指の付け根の側面」をネックの下部に固定します。


フレーズの感覚が少し開く場合は、左手の指が開くようにしなければなりませんが、その時は「人差し指の第一関節と第二関節あたりの側面」をネックの下部に固定することで左手が安定します。

こうすることで、左手の安定感が保つことができ、「ハンマリング・オン」ではしっかりと弦をたたきつけることができ、「プリング・オフ」では弦をしっかりと引っかけることができます。

タッピング時にノイズが鳴らないように余弦をミュートする

タッピング時にノイズが鳴らないように不要な弦をミュートする必要があります。

基本的には右手で行うことが多いですが、フレーズによっては左手の余っている指で行うミュートを組み合わせることで、様々なフレーズに対応することができます。

右手の手刀(手首)部分でミュートする


右手の手刀部分を使って余弦をミュートする方法で、一番オーソドックスなミュートのやり方です。


右手の手首部分を使って余弦をミュートする方法で、中には手首部分を使ったミュートを好んで行うギタリストもいます。

1弦をタッピングする場合は「右手の手刀(手首)部分で2弦から6弦に軽く触れて余弦をミュート」します。

また、2弦をタッピングする場合は「1弦は左手の人差し指を軽く寝かせてミュートし、他の3弦から6弦の低音弦側は右手の手刀(手首)部分で余弦をミュート」をします。

左手の余っている指でミュートする


左手の余っている指でミュートをする方法です。

上記の画像は、3弦5フレットを人差し指で押さえて、3弦8フレットを小指で「ハンマリング・オン」「プリング・オフ」をしている状態です。

このとき、1弦と2弦は人差し指の腹で触れてミュート、4弦は人差し指の先で触れてミュート、5弦と6弦は余っている中指と薬指で軽く触れてミュートをしています。

握りこみスタイルで行う場合も同様で、握りこんだ際の左手の親指で低音弦側をミュートし、左手の人差し指は軽く寝かせて高音弦側をミュートすることもできます。

ゴムバンドを使って余弦をミュートする


余弦をミュートする方法として、ゴムバンドを利用する方法があります。

最初は一般的なヘアゴムを利用して行うギタリストが少しずつ増えたことから、ミュート専用のゴムバンドが製品化までに至り、以後はゴムバンドを使用するギタリストを見かけることが多くなりました。

ただし、ゴムバンドに慣れてしまうと「左手や右手でミュートすることが苦手になってしまう(できない)」症状に陥る可能性も多いため、初心者の方は最初から頼ることはおすすめはできません。

ギターのタッピング奏法の基礎練習の方法

ギターのタッピング奏法の基礎練習として、開放弦を活用したフレーズと「ハンマリング・オン」と「プリング・オフ」を活用したフレーズを用意しました。

練習フレーズ1:開放弦を使ったタッピング演奏


まずは右手も左手も同じ位置だけで行うタッピング演奏の練習フレーズです。

「12フレットは右手でタッピング」をして、「5フレットは人差し指、8フレットは小指」でハンマリング・オンで音を鳴らすようにしましょう。


次に左手は「5フレットは人差し指、8フレットは小指」で同じ位置でハンマリグ・オンを行い、右手のタッピングする位置が移動する練習フレーズです。

1泊目は12フレット、2泊目は10フレット、3泊目は12フレット、4泊目は13フレットを右手でタッピングをして音を鳴らしましょう。


次に右手は12フレットで同じ位置でタッピングを行い、左手が移動する練習フレーズです。

1泊目は「5フレットは人差し指、8フレットは小指」、2泊目は「3フレットは人差し指、5フレットは薬指」、3泊目の「5フレットは人差し指、8フレットは小指」、4泊目は「8フレットは人差し指、10フレットは薬指」でハンマリング・オンで音を鳴らすようにしましょう。


最後に、右手も左手も移動する練習フレーズです。

左手の動きは先ほどの練習フレーズと同様ですが、右手は1泊目は12フレット、2泊目は10フレット、3泊目は10フレット、4泊目は12フレットをタッピングして音を鳴らします。

練習フレーズ2:ハンマリング・オンとプリング・オフを使ったタッピング演奏


まずは右手も左手も同じ位置だけで行うタッピング演奏の練習フレーズです。

右手は12フレットでタッピングを行い、左手は5フレットに固定して「8フレットを鳴らすときは小指でハンマリング・オン」「8フレットから5フレットを鳴らすときは小指をプリング・オフ」して音を鳴らしましょう。


次に左手は5フレットで固定して同じ位置でハンマリグ・オンとプリングオフを行い、右手のタッピングする位置が移動する練習フレーズです。

1泊目は12フレット、2泊目は10フレット、3泊目は12フレット、4泊目は13フレットを右手でタッピングをして音を鳴らしましょう。


次に右手は12フレットで同じ位置でタッピングを行い、左手が移動する練習フレーズです。

1泊目は「5フレットは人差し指、8フレットは小指」、2泊目は「3フレットは人差し指、5フレットは薬指」、3泊目の「5フレットは人差し指、8フレットは小指」、4泊目は「8フレットは人差し指、10フレットは薬指」でハンマリング・オンとプリング・オフで音を鳴らすようにしましょう。


最後に、右手も左手も移動する練習フレーズです。

左手の動きは先ほどの練習フレーズと同様ですが、右手は1泊目は12フレット、2泊目は10フレット、3泊目は10フレット、4泊目は12フレットをタッピングして音を鳴らします。

ギターのタッピング奏法がうまくできない時に見直すポイント

ギターのタッピング奏法でうまくできない時に陥りがちな原因がいくつかあります。

タッピングの音が出ない場合

タッピングの音が出ない場合は、まず右手のタッピングをする位置を見直す必要はあります。


上記の画像は、1弦17フレットの音をタッピングするときに、16フレット側に近すぎる位置でタッピングをしてしまっている状態です。


上記の画像は、1弦17フレットの音をタッピングするときに、17フレットの真上あたりの位置でタッピングしてしまっている状態です。


正しくは上記の画像のように、1弦17フレットの音をタッピングするときに、17フレットには触れないように、できるだけ17フレットに近い位置でタッピングを行うことが大切です。

タッピングの音が小さい場合

タッピングの音が小さい場合は、タッピングした指の離す角度を見直す必要があります。


上記の画像は1弦をタッピングした時の画像です。


タッピングした時に音が小さい場合は、上記の画像のように真上に離しているだけの場合に起こりやすい症状です。

もちろん、高速フレーズ中は「タッピングをした後すぐに弦から離す」と、これでも音量はそこそこでるのですが、ゆっくり弾いてみると音が小さいことに気づくはずです。

そのため、タッピングをした後は「少しずらしながら弦を引っかけて指を離す」ことを意識することがポイントです。

タッピングする指の爪が長いと良い音になりにくい


タッピングは指の腹で弦をタップしますが、タッピングを行う指の爪が長いと、弦に爪があたって思ったように良い音が鳴らない場合があります。

「音は鳴ってるけど変な音がする」などの場合は、爪が長すぎないかを確認しましょう。

まとめ

ギターのタッピング奏法の弾き方と基礎練習の方法について入門編を解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

ギターのタッピング奏法はできるようになると、ギターソロなどの高速フレーズや、クリーンサウンドやディレイなどと組み合わせた幻想的な演奏をすることができます。

しっかりとタッピング奏法の基礎を身に着けることで、ギターの演奏の幅を広げることができますので、ぜひチャレンジしてみてください。







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