ギターの弾き方

ギターのオクターブ奏法のやり方と練習フレーズ(初心者編)

ギターのオクターブ奏法は簡単そうなフレーズでも、かっこいいフレーズが多いですよね。

ギター初心者にとっても、パワーコードと合わせて覚えたいテクニックの一つですが、思ったように上手くいかないくてオクターブ奏法が難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。

今回は、ギターのオクターブ奏法のやり方のコツや練習フレーズを解説していき、オクターブ奏法が上手くできない時に陥りやすい症状などの注意点をまとめました。

ギターのオクターブ奏法とは

ギターのオクターブ奏法とは
ギターのオクターブ奏法とは、原音と1オクターブ上の音を同時に弾く演奏方法です。

例えば、「C(1度の音)」の音に1オクターブ高い「C(8度の音)」を重ねることで、同じ「C(ド)」の音でもより強調された厚みのある独特のサウンドになります。

音名ファ
英語表記CDEFGABC
●度1度2度3度4度5度6度7度8度

※図表は「Cメジャーキー」で、「Cの音」を基準として数えた場合です。

オクターブ奏法の厚みのある独特のサウンドはバッキングのアンサンブルだけでなく、メロディーを奏でるなど様々なギタープレイに活用されており、ロックやポップスだけでなく、JAZZ(ジャズ)など幅広いジャンルで使用されています。

また、オクターブ奏法とパワーコードの違いは、オクターブ奏法は原音と1オクターブ上の2音で構成されているのに対し、パワーコードは「1度(ルート)」と「5度」の2音で構成されている違いがあります。

ギターのオクターブ奏法の押さえる指版の位置

ギターのオクターブ奏法の押さえる指版の位置
まず、ギターのオクターブ奏法で押さえる指版の位置が2種類あります。

6弦と4弦・5弦と3弦を押さえる場合の指版の位置

6弦と4弦・5弦と3弦を押さえる場合の指版の位置

赤い印のように、6弦5フレットを押さえる場合の押さえる指版の位置は、2フレット先の2つ下の4弦7フレットを押さえます。

白い印のように、5弦5フレットを押さえる場合の押さえる指版の位置は、2フレット先の2つ下の3弦7フレットを押さえます。

4弦と2弦・3弦と1弦を押さえる場合の指版の位置

4弦と2弦・3弦と1弦を押さえる場合の指版の位置

赤い印のように、4弦5フレットを押さえる場合の押さえる指版の位置は、2フレット先の2つ下の2弦8フレットを押さえます。

白い印のように、3弦5フレットを押さえる場合の押さえる指版の位置は、2フレット先の2つ下の3弦8フレットを押さえます。

ギターのオクターブ奏法の左手のやり方

ギターのオクターブ奏法の左手のやり方
ギターのオクターブ奏法の左手のやり方について、指の押さえ方は2種類あります。

人差し指と薬指を使ったオクターブ奏法

人差し指と薬指を使ったオクターブ奏法

まずは「人差し指と薬指」を使ったオクターブ奏法の左手のフォームとミュート方法について解説していきます。

人差し指と薬指を使った左手のフォームの押さえ方

6弦と4弦を薬指を使ったオクターブ奏法のフォーム
6弦と4弦・5弦と3弦を押さえる時の薬指を使った左手のフォームです。

上記の画像では6弦5フレットを人差し指で押さえ、4弦7フレットを薬指で押さえています。

5弦と3弦を薬指を使ったオクターブ奏法のフォーム

上記の画像では5弦5フレットを人差し指で押さえ、3弦7フレットを薬指で押さえています。

人差し指と薬指を使った左手のフォームのミュート方法

人差し指と余っている中指と小指でしっかりとミュート
薬指を使ったミュートの時は、人差し指と余っている中指と小指でしっかりとミュートをしていきます。

上記の画像では、5弦5フレットと3弦7フレットを押さえていますが、6弦は人差し指で軽く触れ、4弦は中指で軽く触れ、1弦・2弦は小指で軽く触れてミュートをしています。

この方法が教則本などで一番多い基本的とされているミュート方法です。

人差し指は寝かせているので1弦・2弦・4弦をミュートをして、6弦は人差し指か中指で軽く触れてミュート

別のミュート方法として、人差し指は寝かせているので1弦・2弦・4弦をミュートをして、6弦は人差し指か中指で軽く触れてミュートをしている場合もあります。(この時気持ち程度に小指も1弦・2弦に触れてミュートしていても大丈夫です。)

人差し指と小指を使ったオクターブ奏法

人差し指と小指を使ったオクターブ奏法

次に「人差し指と小指」を使ったオクターブ奏法の左手のフォームとミュート方法について解説していきます。

人差し指と小指を使った左手のフォームの押さえ方

4弦と2弦を小指を使ったオクターブ奏法のフォーム

4弦と2弦・3弦と1弦を押さえる時の小指を使った左手のフォームです。

上記の画像では4弦5フレットを人差し指で押さえ、2弦8フレットを小指で押さえています。

3弦と1弦を小指を使ったオクターブ奏法のフォーム

上記の画像では3弦5フレットを人差し指で押さえ、1弦8フレットを小指で押さえています。

6弦と4弦を小指を使ったオクターブ奏法のフォーム

また、6弦と4弦・5弦と3弦を押さえる時に小指を使ったフォームで押さえる方法もあります。

上記の画像では6弦5フレットを人差し指で押さえ、4弦7フレットを小指で押さえています。

5弦と3弦を小指を使ったオクターブ奏法のフォーム

上記の画像では5弦5フレットを人差し指で押さえ、3弦7フレットを小指で押さえています。

6弦と4弦・5弦と3弦を押さえる時も小指を使った左手のフォームは、どこのポジションで弾く場合も「左手の押さえる指を変える必要がないため、左手の形を維持しやすい」というメリットがあります。

6弦と4弦・5弦と3弦を押さえる時は薬指を使っているパターンが基本とされていますが、ギタリストによって好みは分かれますので、自分の好きな弾き方で練習をしていきましょう。

小指を使った左手のフォームのミュート方法

中指と薬指で低音弦側をに軽く触れてミュートし、高音弦側は人差し指と小指を寝かせて軽く触れてミュート
小指を使ったミュートの時は、中指と薬指で低音弦側をに軽く触れてミュートし、高音弦側は人差し指と小指を寝かせて軽く触れてミュートをします。

上記の画像では4弦5フレットと2弦8フレットを押さえていますが、6弦・5弦は中指と薬指で軽く触れ、3弦は人差し指の腹で触れ、1弦は人差し指と小指で軽く触れてミュートをしています。

ギターのオクターブ奏法の右手のやり方

ギターのオクターブ奏法の右手のやり方

ギターのオクターブ奏法の右手のやり方として、右手のテニクニックが大きく2通りあります。

オルタネイトストロークでキレのある音を出す

オルタネイトストロークでキレのある音を出す

オクターブ奏法を行うときは、右手を常にダウンストロークとアップストロークを交互に繰り返してオルタネイトストロークで弾くことが大切です。

また、リズムを一定に保つようにすることを意識しながら、右手はくストロークでしっかりと弦を弾くことでキレのある厚みのある音を演奏することができます。

空ピッキングでリズムキープをする

空ピッキング

オクターブ奏法で音を伸ばしたり休符がある場合は、右手は弦に触れないようにストロークを空振りさせて空ピッキングをします。

休符で右手のストロークを止めてしまうとリズムが崩れやすくなりますので、右手は常にストロークしながらリズムキープを意識しましょう。

ギターのオクターブ奏法の練習フレーズ

ギターのオクターブ奏法の練習フレーズ
ギターのオクターブ奏法の練習フレーズを教則本などにも掲載されているような基本パターンに加え、スライドを使ったフレーズとカッティングを使ったフレーズを用意しました。

練習フレーズの1から3は、しっかりとオルタネイトストロークを意識して弾いてみましょう。

練習フレーズ1:オクターブ奏法の基本フレーズ

練習フレーズ1:オクターブ奏法の基本フレーズ

まず、コード進行は小室進行と呼ばれる「Am|F|G|C」で、コードトーンに合わせたオクターブ奏法の基本的な練習フレーズです。

8分音符のオルタネイトストロークでしっかりとリズムキープしながら弾いていきましょう。

練習フレーズ2:オクターブ奏法でスライドを使ったフレーズ

練習フレーズ2:オクターブ奏法でスライドを使ったフレーズ

次に、オクターブ奏法でスライドを使った練習フレーズです。

押さえる弦は変えずにスライドをしてフレット移動しますが、拍の頭の部分を引いた後にスライドしてフレットを移動させるときに、左手の指の形を崩さないようにすることのがコツです。

練習フレーズ3:オクターブ奏法でカッティングを使ったフレーズ

練習フレーズ3:オクターブ奏法でカッティングを使ったフレーズ

最後に、オクターブ奏法でカッティングを使った練習フレーズです。

押さえるフレットの位置は練習フレーズ1と同様ですが、1泊目を弾いた後に2泊目・3泊目・4泊目の頭はブラッシングをして、裏は音を鳴らすパターンで、音の表現としては「チャチャンチャンチャンチャ」となります。

しっかりとミュートができていないと、ブラッシング部分である「ン」の部分で音がなってしまいますし、左手が崩れてしまうと「ンチャ」と裏で音を鳴らすときに上手く鳴らなくなります。

ギターのオクターブ奏法がうまくできない時に見直すポイント

ギターのオクターブ奏法がうまくできない時に見直すポイント
ギターのオクターブ奏法でうまくできない時に陥りがちな原因がいくつかあります。

うまくミュートができない場合

不要な弦をミュートできていない状態

オクターブ演奏の時にうまくミュートができない場合は、指の押さえ方に原因があります。

薬指を使ったフォームの時の、上記の画像のように指を立ててしまっていて、不要な弦をミュートできていない状態です。

低音弦側の不要な弦をミュートできていない状態

また、小指を使ったフォームの時の、上記の画像のように中指と薬指が浮いてしまっていて、低音弦側の不要な弦をミュートできていない状態です。

押さえている指はできるだけ寝かせておくことで、ミュートをしっかりできている状態

オクターブ演奏の時は、押さえている指はできるだけ寝かせておくことで、ミュートがやりやすくなります。

うまくフレット移動(または弦移動)ができない場合

5弦5フレットと3弦7フレットをオクターブ奏法している状態

うまくフレット移動(または弦移動)ができない場合は、手の形が崩れてしまっていることが原因です。

例えば、上記の画像のように「5弦5フレットと3弦7フレット」を弾いて、「5弦7フレットと3弦9フレット」に移動する場合、そのままの形を維持することが大事です。

左手の形を維持しながらフレットを移動している良い状態

移動した後の上記の画像を見れば、左手のフォームが崩れていないことがわかると思いますが、左手の形を維持しながら移動できるように、見なくても大丈夫なくらい左手の手の形を身体に覚えさせることが大切です。

まとめ

ギターのオクターブ奏法の弾き方と基礎練習の方法について初心者編を解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

ギターのオクターブ奏法はできるようになると、弾ける楽曲がどんどん増えていきますし、様々なジャンルでも活用することができます。

しっかりとオクターブ奏法の基礎を身に着けることで、ギターの演奏の幅を広げることができますので、ぜひチャレンジしてみてください。







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