独学でもギターを効率よく上達するためにギター教則本を探している方も多いかと思います。
ギター教則本は数多く販売されていますが、音楽ジャンルやテーマごとに初心者向けから中級者向け、上級者向けのものまで内容は多岐にわたるため、どの教則本を選んでよいか悩んでしまう人も多いかと思います。
そこで、今回はギター初心者や中級者が自分の目的にあった教則本を見つけられるように、様々なカテゴリーに分けて名著を厳選してご紹介していきます。
目次
ギター教則本の選び方
ギター教則本は一冊に目的に合わせた内容が詰め込まれているので、独学でギターを上達したい人におすすめです。
ただ、ギター教則本の選び方には3つのポイントがあります。
ギターの種類と音楽のジャンルに合わせて選ぶ
ギターの種類は大きく分けて「クラシックギター、アコースティックギター(アコギ)、エレクトリックギター(エレキギター)」があります。
また、音楽のジャンルも「弾き語り、ソロギター、ロック、ブルース、ジャズ」など様々なジャンルがあり、基本的に教則本はギターの種類や音楽のジャンルで分かれています。
ギターの種類や音楽のジャンルによって弾き方や演奏方法が異なるのはもちろん、身に着けるべき知識も違ってきますので、どのようなギターを学びたいかを考えてギターの教則本を選ぶのがおすすめです。
自分のレベルに合わせて選ぶ
ギターの教則本はギターの種類や音楽のジャンルで分かれていますが、そのなかでも初心者を対象としたものから上級者向けのものまで様々です。
特に上級者向けの教則本は音楽理論やフレーズなどが応用的な内容中心で難易度が高いため、ギター初心者がいきなり独学で練習するには不向きです。
そのため、ギター初心者は基礎から幅広く学べる初級者向けの教則本からはじめていき、習得したい技術や知識によって中級者向け、上級者向けと順番にステップアップしていくのがおすすめです。
人気がある教則本から選ぶ
音楽の流行は時代によって変わっていきますが、ギターを弾くために必要な技術や知識は変わりません。
ギターの教則本は数多くありますが、ギターの上達を実感できたギタリストが多い人気のある教則本を探すために、ランキングなどでロングセラーとなっている定番の教則本から選ぶのがおすすめです。
また、最近ではCDが付いている教則本は当たり前になってきていますが、DVDの代わりにYouTube動画で見れるようになっている教則本もありますので、チェックしておきましょう。
ギター教則本の使い方
ギター教則本の使い方は様々ですが、教則本の効果的な使い方を踏まえて進めることによって、上達のスピードも大きく違ってきます。
ギター教則本の使い方には3つのポイントがあります。
教則本の内容を全て順番通りに取り組む必要はない
教則本を効果的に使うには自分が取り組みたい内容から始めるのがおすすめです。
練習フレーズが中心の教則本の場合は、教則本を一通り目を通してから簡単に出来そうなことから取り組むこともおすすめですが、難しいフレーズがどうしても弾けない場合は後回しにしても大丈夫です。
他のフレーズを先に練習していくことで徐々にギターも上達していきますので、前は弾けなかったフレーズがいつのまにか弾けるようになっていたりします。
また、音楽理論が中心の教則本の場合は、自分が得たい知識のところから読むこともおすすめですが、内容が理解できない難しい内容は後回しにして読み進めても問題ありません。
他の音楽理論を先に理解していくことで徐々に知識がついていきますので、前は理解できなかった音楽理論がいつのまにか理解できるようになっていたりします。
教則本の内容は細分化して考える
教則本を効果的に使うには内容を細分化して考えるのがおすすめです。
練習フレーズが中心の教則本の場合はただフレーズを弾けるようになるだけではなく「1小節単位、1拍単位」で何やってるのか、アイデアやアプローチを紐解いて自分の中に落とし込むことで効果が最大化します。
また、音楽理論が中心の教則本の場合はただ丸暗記するだけではなく、基本理論をベースに階層構造をイメージしながらできるだけ紐付けて覚えることで、より実践で使える知識になります。
教則本の内容をアウトプットする
教則本の内容をアウトプットすることで、より自分の中に落とし込むことができます。
練習フレーズが中心の教則本の場合は、「弾いて終わり」だけでなくスマホなどで自分の演奏を動画に撮って客観的に模範演奏と比較することで課題が明確になり、練習の精度をさらに上げることができます。
また、音楽理論が中心の教則本の場合は、「読んで終わり」だけでなく実際に作曲したりフレーズを作ることで自分の理解度がわかり、自分が理解しきれていない内容が明確になるので復習しやすくなります。
ギター初心者におすすめの教則本
ギターを始めたばかりの初心者には入門書がおすすめです。
初心者向けの教則本ではギターの構え方やピックの持ち方をはじめ、チューニングの方法や弦交換などの基礎知識はもちろん、基本のコードストロークやテクニックなど詳しく解説されています。
独学でギターの基礎を身に着けることができる入門書をギターの種類ごとにおすすめをご紹介します。
アコギ初心者におすすめの教則本
【できる ゼロからはじめるギター超入門】は、累計7,000万部の人気を誇る「できるシリーズ」のアコースティックギター入門書です。
アコースティックギターについて必要な基礎知識はもちろん、ピック弾き、指弾き、弦の押さえ方に加え、チューニング方法や弦交換、譜面の読み方なども図や写真をたくさん使って解説してくれています。
また、アコギ入門者が知っておくべきことを解説したDVDをはじめに観ることで、さらに理解しやすくなっているのでアコースティックギター初心者におすすめの教則本です。
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エレキギター初心者におすすめの教則本
【できる DVDとCDでゼロからはじめる エレキギター超入門】は、累計7,000万部の人気を誇る「できるシリーズ」のエレキギター入門書です。
エレキギターについて必要な基礎知識はもちろん、ギターの構え方やピックの持ち方、アンプの使い方、パワーコード、リフ、メロディー、コード、基本テクニックを図や写真をたくさん使って解説してくれています。
また、エレキギター入門者が知っておくべきことを解説したDVDを観ることで、さらに理解しやすくなっているので、エレキギター初心者におすすめの教則本です。
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クラシックギター初心者におすすめの教則本
【クラシックギターの教科書】は、オールカラー入門教則本の決定版「教科書シリーズ」のクラシックギター入門書です。
クラシックギターについての基礎知識はもちろん、右手の基本、左手の基本、バレーコード(セーハ)の押さえ方など図や写真をたくさん使って細かく解説してくれています。
全ページオールカラーでDVD&CD付だけでなく、スマホ対応動画は演奏者目線(頭上)アングルで見ることもできるので、クラシックギター初心者におすすめの教則本です。
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ギター中級者におすすめの教則本
ギターがある程度弾けるようになってきた中級者は、自分の目的に合った内容の教則本がおすすめです。
中級者向けの教則本ではギターの上達には欠かせない効果的な基礎練習の方法はもちろん、テーマごとにしっかりとテクニックが習得できるように詳しく解説されています。
ここでは目的別にギター中級者におすすめの教則本をご紹介します。
基礎練習におすすめの教則本
【一生使えるギター基礎トレ本】は、ギターの模範的な基礎トレーニングになるようにまとめられた教則本です。
日本ではまだあまり知られていない米国式基礎トレーニングになっており、メカニカルな練習を中心に音楽的なトレーニングが豊富に掲載されています。
運指トレーニングからはじまり、キーがCのスケール(メジャー、マイナー、ペンタなど)やトライアド(ルート、3rd、5thという3つの音で出来たコード)のシーケンスフレーズをひたすら弾くという内容です。
本書の特徴としてキーはCで統一されており、単なるエクササイズだけでなくキーを統一して繰り返し練習することで、スケールとコードの関係性を理解しつつ、同時に耳も鍛えられるのでおすすめです。
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速弾きの練習におすすめの教則本
【地獄のメカニカル・トレーニング・フレーズ】は、速弾きのエクササイズとして定番人気の教則本です。
音楽専門学校MIジャパンのテクニカル系ギター学科GIT DX(超速ギター科)講師の小林信一による超絶ギター系教則本であり、初心者からでも速弾き練習を始めやすいように構成されています。
速弾きに必要な左手のフィンガリング強化はもちろん、右手のピッキング強化、ギター・テクニック強化、超絶フレーズ集など幅広い内容になっていますので、徹底的にテクニックを鍛えたい人におすすめです。
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カッティングの練習におすすめの教則本
【16ビートが身につく! ファンクで覚える大人のカッティング】は、ファンクギターのカッティングについて学べる教則本です。
カッティングがカッコいい音楽ジャンルといえばファンクになりますが、「ファンクのカッティング」を学ぶことでロック、ポップス、ジャズ、ヘヴィ・メタルなど、どんなジャンルにも応用することができます。
カッティングの基本である16ビートのコードカッティングをはじめ、ファンキーな単音カッティングや和音と単音の複合カッティングなどカッティングフレーズが満載です。
また、グルーヴ感や跳ねたリズムのカッティングの習得や、カッティングで有名なギタリストのカッティングスタイルも紹介されておりますので、総合的にカッティングを学びたい方におすすめです。
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アドリブやセッションの練習におすすめの教則本
【アドリブ・ギター虎の巻~オール・ジャンル編~[保存版]】は、音楽学校「MI JAPAN」の講師を務める傍ら、アーティストやセッションギタリストとして活動している藤岡幹大によるアドリブ教則本です。
初心者でも4ステップで段階的にアドリブのコツとノウハウが習得できるように「基礎編・練習編・実践編・学習編」で構成されており、アドリブが上達するためのノウハウが徹底解説されています。
ロック、ブルース、ジャズ、フュージョン、ハード・ロック、ヘヴィ・メタルの各ジャンルで使える幅広いノウハウを学ぶことができます。
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ソロギターの練習におすすめの教則本
【ギタリスト養成塾 はじめてのソロ・ギター入門 (模範演奏CD付)改訂版】は、「ソロ・ギターのしらべ」シリーズや、ソロギタースタイルの演奏家としても有名な南澤大介によるソロギター入門書です。
ギターの基本的な構えから右手や左手のフォームについてはもちろん、ハンマリングやプリング、スライドなどのテクニックやメロディーと伴奏の弾き方など総合的にで学ぶことができます。
また、楽譜の基礎知識も解説してくれているだけでなく、弦の交換やギターの手入れなどのギターのメンテナンスだけでなく、爪の手入れについても丁寧に解説してくれているところが嬉しいところです。
付属の模範演奏CDとYouTube動画を併せて練習することにより、初心者でもソロギターに必要な演奏方法やテクニックを段階的に楽しく学ぶことが出来る内容になっていますので、ソロギター初心者におすすめです。
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スラム奏法の練習におすすめの教則本
絶対にわかる! 弾けるハイテクアコギプレイ 【DVD付】は、押尾コータロー、マイケル・ヘッジズ、ウィリアム・アッカーマンらのようなハイテクプレイに憧れるアコギユーザーに向けたDVD付き教則本です。
ステップアップ式のカリキュラムになっており、フィンガーピッキング、ネイルアタック、ストリングスヒット、ボディーヒット、ハーモニクス奏法や特殊奏法であるスラップ奏法なども一通り学ぶことができます。
また、各章の最後に用意されている課題曲で練習の成果を確認しながら進められるので、自分のレベルに合わせて進めていくことで着実にハイテクプレイが身につきやすいのでおすすめです。
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ギターの音楽理論の勉強におすすめの教則本
音楽理論は作曲などだけでなく楽曲のギターアレンジにも応用することができたり、音楽理論がわかることでコード進行も覚えやすくなり、耳コピもしやすくなったりします。
音楽理論と聞くと難しいイメージがある方も多いかと思いますが、ここではテーマごとに音楽理論を初心者にも分かりやすく、ギターの演奏に応用しやすい内容を解説している教則本をご紹介します。
コードの勉強におすすめの教則本
【ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論】は、Amazonでもベストセラーになっているコードの覚え方について解説されている教則本です。
音楽理論も可能な限り平易に説明されており、基本的な音楽理論を理解して簡単なルールに当てはめることで、ギターコードを丸暗記せずとも様々なコードを自分で導く方法が学べます。
ギター初心者では大量にあるコードの種類を一つひとつ覚えようとしてしまうことが多いですが、本書にあるたった7つのルールを覚えれば、約600個ものコードを覚えたも同然です。
これからコードを覚えようという初心者はもちろん、一度コードブックに挫折したという方にもおすすめの一冊です。
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スケールの勉強におすすめの教則本
【ギターのスケール&コード虎の巻】は、ギターのスケールについてまとめられた教則本です。
すべての音には役割と意味がありますので、スケールの場所を覚えて闇雲に弾くのではなく、ルート以外の音が何の音か理解してスケールを弾く必要があります。
この教則本は「音名を明記」+「度数を色分け」したスケールとコードの指坂図「3rdの音(短3度や長3度)、7th(短7度や長7度)など」必要最小限の度数カテゴリーで色分けされています。
カラフルな指板図で音名や度数が一目瞭然なので、音楽理論書を読む時に本書を併用すれば、度数などの話が理解しやすくなりますのでおすすめです。
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音楽理論の勉強におすすめの教則本
【最後まで読み通せる音楽理論の本】は、数々のギター教則本を監修されている宮脇俊郎がギタリストの視点に立ってわかりやすい解説している音楽理論の教則本です。
独学で音楽理論を習得するのは難しいというイメージを持たれている方も多いかと思いますが、音楽の基礎知識を順番に学ぶことで音楽理論を理解してきやすくなります。
本書は「なぜ音楽理論を学ぶ必要があるのか?」からはじまり、五線譜やダイアトニックコード、スケールのイロハに加え、メジャーキーやマイナーキーなど基礎の基礎だけを徹底的に解説してくれています。
実際にギターを弾きながら楽しみつつ音楽理論が学べる内容になっていますので、音楽理論の基礎から学びたい初心者の方におすすめです。
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音楽ジャンルに特化したおすすめの教則本
音楽ジャンルに特化した奏法を効率よく身に着けたい場合は、やはり音楽のジャンルに特化した教則本がおすすめです。
ここでは音楽ジャンルごとに初心者でも取り組みやすいおすすめの教則本をご紹介します。
ブルースギターにおすすめの教則本
【DVDでよくわかる ブルース・ギターの常套句200】は、ブルースギターの定番フレーズが学べる教則本です。
ブルースの世界でよく使われるギターフレーズを言葉による説明は極力省いて譜例で多数紹介してくれており、付属のDVDはほぼ全編を見本演奏でまとめられています。
ブルースのバッキングフレーズからソロフレーズまで譜面でたくさん紹介してくれているので、「とにかくブルースで使えるギターフレーズが今すぐ欲しい! 」という方におすすめです。
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ジャズギターにおすすめの教則本
【jazz guitar book Presents 目からウロコのジャズ・ギター】は、大人気のジャズ・ギター教則本「目からウロコのジャズ・ギター」シリーズの第一弾です。
「目からウロコのジャズギター」はアドリブ・アプローチ術やハーモナイズ術、バッキング術などジャズギターに必要な基礎から実践的な内容まで、高度な演奏技術をわかりやすく解説してくれています。
短いフレーズ練習からアドリブ練習に入るようになっており、徐々にジャズっぽいバッキングやアドリブができるようになるように構成されており、目からウロコの上達のヒントや練習法が満載です。
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ファンクギターにおすすめの教則本
【ジェフ・タメリアー TOWER OF POWER ファンク・ギター】は、ファンクの代表的バンド「タワー・オブ・パワー(Tower of Power)」のギタリストであるジェフ・タメリアーによる教則本です。
タワー・オブ・パワーの代表曲を4曲、教則本のために用意された新曲4曲の合計8曲を題材にしており、インタビュー形式で演奏のポイントや奏法解説で構成されています。
楽譜は五線譜とTAB譜が用意されており、模範演奏とマイナスワンを別トラックに収録した付属CDでファンクギターの本質を学ぶことができます。
R&Bギターにおすすめの教則本
【R&Bギターの技法】は、従来の教本になかったギタースタイルが学べる 「R&Bギターの教科書」とも言える教則本です。
実際に名曲・名盤で使われているフィル・インやコード・ワークを参考にしているため、ブラック・ミュージックにおけるブルースやファンクとは異なるエッセンスを学ぶことができます。
また、200のフィル・イン&コード・ワークの模範演奏をCDで聴きながら練習することができるのでおすすめです。
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フュージョンギターにおすすめの教則本
【至高のギタートレーニングフレーズ-ロック/フュージョン編-】は、ダイナミクス豊かな表現力とキャッチーなメロディセンスに定評があるスーパーギタリスト、佐々木秀尚の実践的なギタートレーニングフレーズ集です。
基礎練習であるスケールトレーニングやメカニカルトレーニングから始まり、ロックからフュージョンまで幅広いジャンルに対応した実際の曲の中でそのまま弾いても使えるフレーズが豊富に収録されています。
また、本書で学んだ要素を盛り込んだ練習曲を2曲収載しており、超絶技巧テクニックに挑戦したい方におすすめです。
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ネオソウルギターにおすすめの教則本
【ネオ・ソウル・ギター・フレーズ・レシピ】は、ネオソウルギタリストとして話題の有賀教平によるネオソウルギターに特化した教則本です。
ネオソウルのルーツである「ブルース、ソウル、ファンク」などのエッセンスフレーズを各ジャンルごとに習得し、そこから発展させてネオソウルへと昇華していく非常に理にかなった構成になっています。
また、ダブルストップにるクイックスライドやレイドバック、全指を使ったハイブリッドピッキングやハープ奏法などを魅力的な技が自然に習得できる内容になっています。
演奏方法の解読が難しいジャンルではありますが、STEP1からSTEP3まで難易度別にフレーズが用意されているため、自分のレベルに合わせて進めることができるカリキュラムになっているのでおすすめです。
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カントリーギターにおすすめの教則本
【カントリー・ギター・スタイルブック】は、カントリースタイルのギターを丁寧に解説している初心者から中級者向けの教則本です。
3フィンガーやカーター・ファミリー・ピッキング、ギャロッピング奏法、チキン・ピッキングなどからバンジョー風リックやペダル・スティール風リックまで、基本的な奏法を学ぶことができます。
練習フレーズの譜例は2小節から数小節と短いため、これから本格的にカントリーギターを学ぶために必要なテクニックのテイストを学びたい方におすすめです。
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ロカビリーギターにおすすめの教則本
【Brian Setzer: Guitar Legendary Licks】は、ブライアンセッツァーのギタープレイをArthur Rotfeldにって解説されている教則本です。
ロカビリーギターをイントロやバッキング、ギターソロまで各パートごとに分けて練習できるようになっており、一通り練習すると1曲弾けるようになる構成になっています。
12曲分の楽譜と演奏の両方が収録しており、洋書でもスムーズに練習できるため、ブライアンセッツァーならではの演奏方法やロカビリーギターをマスターしたい人におすすめです。
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ブルーグラスギターにおすすめの教則本
【Teach Yourself Bluegrass Guitar】は、ブルーグラスギターに必要なエッセンスが詰まった初心者におすすめの教則本です。
練習曲は有名な曲ばかりで運指番号まで完全表記されていおり、ブルーグラスの基本的なテクニックから細かい押さえ方まで学ぶことができるため、海外の書籍ではありますが日本でも購入者が多い教則本です。
ブルーグラスギターの名手である「ラス・バレンバーグ」により、入門用に簡単なアレンジになっていながらもかっこいいのでおすすめです。
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ラグタイムギターにおすすめの教則本
【打田十紀夫 ラグタイム・ギター・バイブル】は、ラグタイムギターのバイブルともいえる教則本です。
ラグタイム音楽の歴史をはじめ、ラグタイムギターを弾くための両手のフォームから奏法解説まで、ラグタイムギターの基礎から学べるようになっていおり、付属のDVDの収録時間は約96分と充実のボリュームです。
また、全21曲の名曲スコアが収録されており、全21曲CD対応しているなどラグタイムギターを始める最初の一冊におすすめです。
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ボサノバギターにおすすめの教則本
【基礎からわかるボサノヴァ・ギター】は、「ボサノヴァの初歩の初歩の初歩」からはじめられるボサノバギター初心者向けの教則本です。
ボサノヴァコードの基本などを学んでからコード進行やテンションコードを学んでいき、ボサノヴァを代表する5人の名手(トム・ジョビン/ジョアン・ジルベルト/ナラ・レオン/ルイス・ボンファ/バーデン・パウエル)の奏法を実際の楽曲をもとに練習していきます。
弾き語りからソロアレンジまで、名手のスタイルを弾いて覚えるボサノヴァギターの魅力が詰まった1冊です。
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【DVD&TAB譜でよくわかる フラメンコ・ギターの教科書】は、フラメンコギター初心者向けの教則本です。
フラメンコギターに必要な演奏方法をはじめ、基本的なテクニックをわかりやすく解説してくれているのはもちろん、踊りの伴奏からソロ演奏まで幅広く学ぶことができます。
リズムやコードも曲種からしっかりと学ぶことができるため、フラメンコギター初心者におすすめです。
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まとめ
ギターの教則本についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
自分のレベルや目的に合った教則本で練習することによって、効率よく上達することができるように目的別におすすめを厳選してご紹介させていただきました。
是非、自分のレベルに合った教則本を見つけてギターを効率よく練習していきましょう。