ギターのエフェクター

ギターエフェクターのファズのおすすめ7選|効果的な使い方ができる人気機種や定番機種などを厳選してご紹介

ギタリストなら一度は強烈な歪みが特徴のファズに興味を持っている人も多いのではないでしょうか。

ただ、一言でファズと言っても機種によって「轟音系」や「ブツブツ系」をはじめ、オーバードライブ的な歪み方もあればノイズに近い荒々しく過激なサウンドまで幅広い特徴があります。

そこで今回は、ギターエフェクターのファズについて解説していき、人気機種や定番機種などを厳選してご紹介していきます。

ギターエフェクターのファズとは

ギターエフェクターのファズとは
ギターの「ファズ(Fuzz)」とは、割れた音色や雑音を示す擬声語で「毛羽立った(Fuzz)」という意味で、原音には存在しない倍音が著しく付加された強烈な歪みが特徴です。

1960年代にアンプのボリュームを上げて音を歪ませるだけでは満足できなかったギタリストの要望に答えるかたちで登場し、1970年代にジミ・ヘンドリクスが「Fuzz Face(ファズフェイス)」を使用したことで、ファズというエフェクターは一世を風靡しました。

その後、オーバードライブやディストーションの登場でファズは一度忘れ去られたものの、1990年代に入ってゲルマニウムトランジスタの特徴的な発振音に再びギタリストが注目を集め始めました。

現代ではファズの重要な回路であるトランジスタがシリコン製のものが主流ですが、ゲルマニウムトランジスタを使用した60年代サウンドを狙ったものなど様々なブランドから多用なファズが登場していきます。

ファズはオーバードライブのようなサウンドのものから、ノイズに近い荒々しく過激なサウンドまで幅広くセッティングによって幅広い使い方ができる奥の深い歪みエフェクターです。

ギターエフェクターのファズのつまみの意味と設定方法

ギターエフェクターのファズのつまみの意味と設定方法
ファズはエフェクターによってはつまみがたくさんある機種もありますが、基本的には「LEVEL・TONE・GAIN」の3つがあります。

ファズの「LEVEL(レベル)」のつまみの意味と設定方法

ファズの「LEVEL(レベル)」は音量を調節をするためのつまみですが、「volume(ボリューム)」と書かれている場合もあります。

つまみを右に回せば音量が上がり、左に回せば音量が下がります。

ファズの「TONE(トーン)」のつまみの意味と設定方法

ファズの「TONE(トーン)」は音色を調整をするためのつまみです。

TONEは基本的に「ローパスフィルター」の役割になっており、ツマミを右に回せば音が明るく鋭い音になり、左に回せば音が暗く丸みのある音になります。

ファズの「GAIN(ゲイン)」のつまみの意味と設定方法

ファズの「GAIN(ゲイン)」は歪み具合を調節をするためのつまみですが、「Drive(ドライブ)」や「SUSTAIN(サスティーン)」と書かれている場合もあります。

つまみを右に回せば歪みの量が増し、左に回せば歪みの量が減ります。

ギターエフェクターのファズの使い方

ギターエフェクターのファズの使い方
ファズはメインの歪みとして使用されるというよりはワンポイントで使用されることが多いエフェクターです。

特に「ゲルマニウムトランジスタファズ」と「ゲルマニウムシリコンファズ」では繋ぎ方の順番や使い方が少し異なります、

ゲルマニウムトランジスタを使用したファズの使い方

ゲルマニウムトランジスタを使用したファズの使い方は、基本的に「ギター直後」に接続します。

ギターの出力はハイインピーダンスですが、ゲルマニウムトランジスタを使用したファズはハイインピーダンスから入ることを前提に設計されているためです。

また「ワウペダル」と併用する場合、インピーダンスの影響でワウが効かない場合がありますので、その場合はワウペダルとファズの間にバッファーを接続するなどの対策が必要です。

ゲルマニウムシリコンを使用したファズの使い方

ゲルマニウムシリコンを使用したファズの使い方は、基本的に歪み系の最後に接続することが多いです。

また、クランチ程度に歪ませた音作りをしたアンプやエフェクターなどの前に接続してファズのサウンドを加えるというブースターのようなセッティング方法もあります。

ギターエフェクターのファズの種類

ギターエフェクターのファズの種類
ファズは大きく分けて「ファズフェイス系」「オクターブファズ系」「ビッグマフ系」「トーンベンダー系」の4種類があります。

ファズフェイス系

ファズフェイス系
ファズフェイス系は、ジミ・ヘンドリックスなど、数多くの有名アーティストも愛用したファズの定番です。

ゲルマニウムトランジスタモデルは温かみがある柔らかい音が特徴ですが、温度変化に弱く気温などでも少しずつ音質が変わってきます。

シリコントランジスタモデルはゲルマニウムトランジスタモデルよりも更に歪みが強くファズらしい激しい歪みが特徴なのに加え、ゲルマニウムトランジスタモデルの温度変化に弱い欠点も克服されています。

オクターブファズ系

オクターブファズ系
オクターブファズ系は、飛び道具的なエフェクターとして使用されることが多いエフェクターです。

通常のファズサウンドの歪みに加え1オクターブ上(または1オクターブ下)の音が歪んで追加されるのが特徴ですが、初心者が使いこなすのはなかなか難しいエフェクターです。

ビッグマフ系

ビッグマフ系
ビッグマフ系は、「BIG MUFF(ビッグマフ)」というファズエフェクターのサウンドに近いファズのことでファズのなかでも使いやすい歪みエフェクターです。

他のファズの激しく荒々しい歪みよりもディストーションに近いきめ細かな歪み方が特徴であり、音抜けも良く幅広い音作りがしやすい機種が多いです。

トーンベンダー系

トーンベンダー系
トーンベンダー(Tone Bender)とは、1965年に英国で生まれたヨーロッパファズの元祖です。

「ジェフベック(Jeff Beck)」や「ピートタウンゼント(Pete Townshend)」「ジミーペイジ(Jimmy Page)」「ミックロンソン(Mick Ronson)」が使用されていたのは有名ですが、60年代や70年代の歪みと言えばトーンベンダーと言っても過言ではないくらいプロミュージシャンに愛されていました。

激しいファズからアンプライクなオーバードライブ的トーン~クリーンまで出力するとても魅力的なファズペダルですが、なによりも硬く割れたようなざらついたサウンドが特徴の轟音ファズです。

ギターエフェクターのファズのおすすめ

ギターエフェクターのファズのおすすめ
ギターエフェクターのファズのなかでも人気のある機種や定番とされている機種、名機などを厳選してご紹介していきます。

Electro Harmonix BIG MUFF

多くのギタリストに愛用されるファズエフェクターの名器です。

太くて甘いサスティーンの効いた音が特徴であり、シングルコイルやハムバッカー問わず、クランチサウンドからディストーションまで低音域が気持ちよく歪んでくれます。

突き抜けるような甘くて尖った絶妙なバランスの音が何よりの魅力で、音抜けも良く激しいバンドサウンドの中でも使いやすいファズエフェクターです。

Jim Dunlop J.Hendrix Fuzz Face JH-F1

1969年~1970年にかけて、ジミ・ヘンドリックスがエレクトリックジプシー時代に使用していたARBITER FUZZ FACEを忠実に再現したモデルです。

当時使用されていたシリコントランジスタのブラウン基板を採用しており、ギターのボリュームを絞っても音ヤセのしないファットサウンドを実現し、ファズでありながら音つぶれも少なく、輪郭のはっきりしたサウンドが特徴です。

また、本機と全く同じ回路を使用してミニサイズに小型化した「Jim Dunlop Fuzz Face Mini Hendrix FFM-3」はミニサイズでボードに組み込みやすくおすすめです。

Jim Dunlop J.Hendrix Fuzz Face JH-F1
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Jim Dunlop JD-F2 FUZZ FACE


1960〜70年代のロックサウンドを支えた、ファズの王道とも言える伝説的ファズである「Dallas-Arbiter Fuzz Face」を忠実に再現したファズペダルです。

ジミ・ヘンドリックスやエリック・ジョンソンをはじめとした数多くのアーティストが使用したクラシックファズサウンドを、オリジナルのゲルマニウムPNPトランジスターとビンテージ仕様の回路で製作することにより完全再現されています。

また、同様に「Dallas-Arbiter Fuzz Face」を基に小型化した「Jim Dunlop Fuzz Face Mini Silicon FFM-1」もミニサイズでボードに組み込みやすくおすすめです。

Jim Dunlop JD-F2 FUZZ FACE
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Jim Dunlop Fuzz Face Mini Silicon FFM-1
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BOSS Fuzz FZ-5


1960年代~1970年代に流行したビンテージファズのサウンドを再現したファズエフェクターです。

「Fuzz Face」「maestro fuzz」「オクターブファズ」の3つのMODEを備えており、ファットなサウンドや高域が強調された独特なサウンド、音が減衰するとともにオクターブ上の音が重なってくるビンテージファズになります。が切り替えられます。

歪みをコントロールするFUZZつまみはミニマムからセンター位置までがオリジナルモデルのサウンドを再現し、それ以降のブーストエリアでは、オリジナルを超えたレンジの広い強力なファズサウンドによる音作りが可能です。

MXR M173 Classic 108 Fuzz

バンド・オブ・ジプシーズ期のジミ・ヘンドリックスのFuzz Faceを再現したBC108シリコントランジスタ使用のファズです。

FUZZ・OUTPUTのシンプルなコントロールに加え、ファズとワウを接続した際に起こりがちなインピーダンスのアンマッチによる不具合を解消するため、発振を抑える働きを持つBufferスイッチを装備しています。

また、本機をダウンサイジングしたモデルである「M296 108 Fuzz Mini」もミニサイズでボードに組み込みやすくおすすめです。

Sobbat Fuzz Breaker FB-1R


国産ファズの隠れた銘品であるゲルマニウム期のファズフェイスの回路を基にしたモデルです。

パワフルなサウンドが魅力のファズペダルですが、sustainつまみで歪みの量を調整し、オーバードライブのようなサウンドも生み出せるオールラウンドな歪みを実現しています。

また、ファズモードとオクターブファズモードの切り替えが可能な2段階切替スイッチを搭載しているため、幅広い使い方ができるファズエフェクターです。

Sobbat Fuzz Breaker FB-1R
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AC9

Z.VEX FUZZ FACTORY


モダンファズながら業界標準となったファズペダルの定番エフェクターです。

5つのつまみにより、王道の図太いファズサウンドからブツブツと途切れたようなノイズに近いサウンドはもちろん、悲鳴のような発振音やノイズのような轟音サウンドまで幅広い音作りができます。

ゲルマニウムトランジスタを使用した繊細なサウンドが特徴でありながら、一癖も二癖もあるペダルに魅了されて愛用しているギタリストが多いエフェクターです。

まとめ

ギターエフェクターのファズのおすすめについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

ファズは追加どころが難しいとされているエフェクターの一つですが、上手く使えることができれば幅広い使い方ができる歪み系エフェクターです。

是非、自分の求めているサウンドを実現できるファズペダルを見つけていきましょう。

Jim Dunlop J.Hendrix Fuzz Face JH-F1
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Jim Dunlop JD-F2 FUZZ FACE
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Jim Dunlop Fuzz Face Mini Silicon FFM-1
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Sobbat Fuzz Breaker FB-1R
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AC9







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