ギターの弾き方

ギターのストリングスキッピングのやり方と練習フレーズ|弦飛びのコツ

ギターのストリングスキッピングはアルペジオや速弾きなどをはじめ、様々なテクニカルフレーズによく使われていますよね。

ただ、弦飛びピッキングは「精密なピッキング能力が求められる」「余弦ミュートがかなり難しい」ことから、ピッキングテクニックのなかでも難易度がかなり高いので、苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか。

今回はストリングスキッピングのやり方やコツ、練習フレーズなどを解説していき、ストリングスキッピングがうまくできない時に陥りやすい症状などの注意点をまとめました。

ギターのストリングスキッピングとは

ギターのストリングスキッピングとは
ギターのストリングスピッキングとは、一つ以上の異弦をまたぎピッキングする演奏方法で、通常は「スキッピング」や「弦跳びピッキング」とも呼ばれたりすることが多いです。

ストリング(弦)をスキップ(飛ばす)という意味ですが、一本の弦を跨いだスキッピングフレーズだけでなく、中には二本や三本の弦跳びフレーズがあります。

このようなスキッピングフレーズは、アルペジオなどで隣接した弦をとばすことによってフレーズの音域を広くすることができるため、インターバルの広いフレーズ(音程差のある)になります。

弦を跳び超えて弾いていくスキッピングフレーズは、ギターのピッキングテクニックの中でも非常に難易度が高いピッキングでもあります。

ギターのストリングスキッピングの右手のやり方

ギターのストリングスキッピングの右手のやり方
ギターのストリングスキッピングの右手のやり方のコツは大きく3つあります。

弦と弦の距離感を掴むこと

弦と弦の距離感を掴むこと
スキッピングではピッキングする弦と弦の距離が長くなるので、「弦と弦の距離感を掴むこと」が大事になります。

この「弦と弦の距離感」はどのようなピッキングテクニックでも必要ですが、スキッピングでは目的の弦とは異なる弦をピッキングしてしまったり、押弦してしまったりするミスが非常に高いです。

距離感の組み合わせ

  • 6弦から4弦
  • 6弦から3弦
  • 6弦から2弦
  • 6弦から1弦
  • 5弦から3弦
  • 5弦から2弦
  • 5弦から1弦
  • 4弦から6弦
  • 4弦から2弦
  • 4弦から1弦
  • 3弦から6弦
  • 3弦から5弦
  • 3弦から1弦
  • 2弦から6弦
  • 2弦から5弦
  • 2弦から4弦
  • 1弦から6弦
  • 1弦から5弦
  • 1弦から4弦
  • 1弦から3弦

6弦ギターで20種類の組み合わせが考えられますが、これらの感覚を地道に身に着けることがコツです。

重心移動を距離によって調整する

重心移動を距離によって調整する
弦と弦の距離感が20種類の組み合わせが考えられますが、それに伴って重心移動を距離によって調整するのがコツです。

弦を跳ばす幅の種類

  • 1本の弦をスキッピングする
  • 2本の弦をスキッピングする
  • 3本の弦をスキッピングする
  • 4本の弦をスキッピングする

弦を跳ばす幅の組み合わせは4種類が考えられますが、スキッピングする幅によって重心の位置が変わることになります。

例えば、6弦をピッキングした後に4弦をピッキングする場合は、6弦と4弦の間にある5弦あたりをピッキングすることができる位置が重心になります。

また、6弦をピッキングした後に1弦をピッキングする場合は、6弦と1弦の間にある3弦と4弦の間あたりをピッキングすることができる位置が重心になります。

スキッピングする幅によって重心の位置をコントロールすることで、安定したスキッピングを行うことができます。

ギターのストリングスキッピングの練習フレーズ

ギターのストリングスキッピングの練習フレーズ

ギターのストリングスキッピングの練習フレーズを教則本などにも掲載されているような簡単なパターンでいくつかご用意しました。

それぞれオルタネイトピッキングで弾いていきますが、アウトサイドピッキングやインサイドピッキングが出てくるフレーズもご用意しています。

弦飛びフレーズを速いテンポでミスピッキングが多い状態で練習をしてしまうと悪い癖がついてしまいますので、最初は遅いテンポから確実に弾けるようにしていき、徐々にテンポを速くしていくようにしましょう。

練習フレーズ1:下降する弦飛びフレーズの基礎

練習フレーズ1:下降する弦飛びフレーズの基礎

まずは下降する弦飛びフレーズの基礎を身に着けるための練習フレーズです。

6弦から1弦まで下降するスキッピングの距離感を掴みながら、アウトサイドピッキングで確実にピッキングして練習していきます。

練習フレーズ2:上昇する弦飛びフレーズの基礎

練習フレーズ2:上昇する弦飛びフレーズの基礎

次に上昇する弦飛びフレーズの基礎を身に着けるための練習フレーズです。

1弦から6弦まで上昇するスキッピングの距離感を掴みながら、インサイドピッキングで確実にピッキングして練習していきます。

練習フレーズ3:アルペジオで行うスキッピングフレーズ

練習フレーズ3:アルペジオで行うスキッピングフレーズ

ここからは実践に近いですが、アルペジオで行うスキッピングの練習フレーズです。

コード進行は「C→G→Am→C」というよくあるコードを使用していますが、アルペジオパターンがスキッピングになっているので、しっかりと弾こうとすると難しいはずです。

これができると単調な上昇・下降のアルペジオパターンだけでなく、インターバルのあるアルペジオフレーズに対応することができます。

練習フレーズ4:3連符で弾くスキッピングフレーズ

練習フレーズ4:3連符で弾くスキッピングフレーズ

よく出てくる3連符のスキッピングフレーズです。

3弦を中心にアクセントである1弦のトップノートが徐々に変化していく反復フレーズなので、弦飛びピッキングを確実に繰り返せるようにすることが重要なフレーズです。

ギターのストリングスキッピングがうまくできない時に見直すポイント

ギターのストリングスキッピングがうまくできない時に見直すポイント

ギターのストリングスキッピングが上手くできない時に陥りがちなポイントをいくつかまとめました。

弦を跨ぐ本数が多くなるにつれピッキングが届かない

弦を跨ぐ本数が多くなるにつれピッキングが届かない
よくあるのは、弦を跨ぐ本数が多くなるにつれピッキングが届かない症状に陥る場合があります。

上記の画像のようにピッキングする右手の位置が6弦を弾いた後に1弦を弾きたい場合に、右手の重心の位置が5弦あたりのままになっているときです。

1弦に届かない

当然ですが、このまま手首のスナップを効かせて1弦には届かないのがわかるかと思います。

6弦を弾いた後に1弦を弾くことができるように、3弦と4弦の間あたりに重心がくるようにする

そのため、6弦を弾いた後に1弦を弾くことができるように、3弦と4弦の間あたりに重心がくるようにすることで、1弦もスムーズにピッキングすることができます。

まとめ

ギターのストリングスキッピングについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

ストリングスキッピングが弾けるようになると、アルペジオや速弾きなど、さまざまなテクニカルフレーズに対応することができます。

インターバルの広い音程幅のあるフレーズなどギターの演奏の幅を広げることができますので、ぜひチャレンジしてみてください。







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