ギターのエフェクター

ギターエフェクターのパワーサプライの使い方|おすすめの人気機種や定番機種などを厳選してご紹介

複数のエフェクターに電源を供給することができるパワーサプライは、周辺機器として分類されるエフェクターです。

現代では技術の発達により様々なメーカーから多種多様な特徴や機能を持つエフェクターが販売されているため、選択肢が広く自分の求めている理想のサウンドはあるものの選び方に悩むことも多いかと思います。

そこで今回は、ギターエフェクターのパワーサプライの使い方について解説していき、おすすめの人気機種や定番機種などを厳選してご紹介していきます。

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ギターエフェクターのパワーサプライとは

ギターエフェクターのパワーサプライとは
ギターの「パワーサプライ(Power supply)」とは、複数のエフェクターに電源を供給する装置のことを意味します。

エフェクターに対して適切な「電流容量/対応電圧/電圧入力/電源極性」のパワーサプライを選ぶことにより、複数のエフェクターに対して安定した電源供給ができるため、エフェクターの力を100%出しきることができます。

また、電池切れによる誤動作防止や電源が起因によるノイズ対策になるだけでなくエフェクターボードにパワーサプライを上手に取り入れることで機材のスマート化も目指すことが可能です。

コンパクトエフェクターが1~2個程度ならACアダプターや乾電池でも対応できますが、複数のエフェクターを使用する場合にエフェクターボード内では必須のエフェクターです。

ギターエフェクターのパワーサプライの種類

ギターエフェクターのパワーサプライの種類
パワーサプライは大きく分けて「通常型」「分岐型」「独立型」の3種類があります。

通常型パワーサプライの特徴

通常型パワーサプライの特徴は、1つの電源共有回路を使用して複数の端子から電源を供給する構造になっています。

各メーカーの定番モデルに多く採用されているため、種類が豊富で選びやすいというメリットがあり、初心者でも導入しやすいタイプです。

しかし、電圧を安定させるレギュレーターが一つしかないため、アナログエフェクターとデジタルエフェクターを同時に電源を供給する場合、アナログ側にハムノイズが発生するというデメリットがあります。

分岐型パワーサプライの特徴

分岐型パワーサプライの特徴は、一つのACアダプターを使用して分岐ケーブルから電源を分割して供給する構造になっています。

電源供給回路を使用していないので持ち運ぶしやすいというメリットがあり、取り扱っているメーカーも多く価格も安いので手軽に導入しやすいタイプです。

しかし、ケーブルタイプで電圧を安定させるレギュレーターがないため、エフェクターに電源を供給する電力が安定しづらいこともあり、ノイズが発生したり音質が不安定になるというデメリットがあります。

独立型パワーサプライの特徴

独立型パワーサプライの特徴は、1つの端子に1つの電源供給回路を搭載して電源を供給する構造になっています。

接続端子ごとにレギュレーターが搭載されているため電圧が安定しやすいのはもちろん、アナログエフェクターとデジタルエフェクターを同時に使用してもノイズが発生しにくいというメリットがあります。

しかし、本体のサイズも大きめで持ち運びには不向きであり、通常型や分岐型と比べると機能面で優れているので価格は高いというデメリットがあります。

ギターエフェクターのパワーサプライの接続方法

ギターエフェクターのパワーサプライの接続方法
パワーサプライの接続方法は「電流容量/対応電圧/電圧入力/電源極性」の4つに注意する必要があります。

電流容量

電流容量は接続したエフェクターで消費する電流量の上限ですが、接続端子ごとに電流容量が決まっている場合もあります。

エフェクターの電源容量は「mA(ミリアンペア)」か「A(アンペア)」という単位で記載されており、接続するエフェクターの電流の量の合計をパワーサプライの最大消費電流容量の3/4に収まるようにします。

パワーサプライの最大消費電流容量を超えてしまった場合は、エフェクターの効きが悪くなったり、エフェクターが正常に動作しない可能性があります。

対応電圧

対応電圧は基本的に「9V」「12V」「18V」の3種類があります。

エフェクターの多くは9Vの電圧で動作しますが、なかには12Vや18V、24Vなどもあるため、エフェクターの規格に合った電圧で電源を供給することにより、エフェクターの効果を最大限得られることができます。

駆動電圧が9Vのエフェクターに18Vの電源で動かすと回路がショートして故障する可能性、18V駆動のエフェクターを9Vの電源で動かすとエフェクターの効きが悪くなったり、音圧が低下してしまう可能性があります。

電圧入力

電圧入力は「AC/DC」と「AC/AC」の2種類があります。

エフェクターの99%以上のエフェクターは「AC/DC」で動作しますが、ビンテージエフェクターなどは「AC/AC」で動作するエフェクターもあります。

「AC/AC」で動作するエフェクターは、「AC/AC」の電圧入力に対応しているパワーサプライを購入するか、別途AC/ACアダプターを購入する必要があります。

電源極性

電源極性は「センターマイナス」と「センタープラス」の2種類があります。

現代のエフェクターの多くはセンターマイナスで動作しますが、ヴィンテージエフェクターなどはセンタープラスで動作するエフェクターもあります。

センタープラスで動作するエフェクターは「極性反転ケーブル」という変換ケーブルを使用することにより、一般的なセンターマイナスの電源アダプターで動かすことが可能です。

ギターエフェクターのパワーサプライの使い方

ギターエフェクターのパワーサプライの使い方
パワーサプライの使い方は、使用するエフェクターに配線をした後に電源を入れるだけです。

ただ、ギタリストによっては使用するエフェクターに合わせてパワーサプライの使い方はいくつかあるため、代表的なパワーサプライの使い方をご紹介していきます。

使用するエフェクターがアナログとデジタル両方ある場合

使用するエフェクターがアナログとデジタル両方ある場合の使い方です。

アナログエフェクターとデジタルエフェクターを同時に電源を供給する場合は、1つの端子に1つの電源供給回路を搭載して電源を供給する独立型パワーサプライがおすすめです。

通常型や分岐型のパワーサプライを使用する場合は、2台のパワーサプライを用意してアナログとデジタルのエフェクターを分けて電源を供給することにより、ハムノイズを避けることができます。

使用するエフェクターに対して電流容量が足りない場合

使用するエフェクターに対して電流容量が足りない場合の使い方です。

接続するエフェクターの電流の量の合計をパワーサプライの最大消費電流容量が足りない場合、安定した電源供給ができずに不安定な状態になりやすくエフェクターの効果を最大限得られません。

特に消費電力の高いデジタルエフェクターを複数使用する場合は、ACアダプターで直接電源を供給するか、2台のパワーサプライを用意して1つのパワーサプライにつき3/4に収まるようにするのがおすすめです。

ギターエフェクターのパワーサプライのおすすめ

ギターエフェクターのパワーサプライのおすすめ
ギターエフェクターのパワーサプライのなかでもすすめの人気機種や定番機種、名機などを厳選してご紹介していきます。

CUSTOM AUDIO JAPAN AC/DC Station VI

CUSTOM AUDIO JAPAN AC/DC Station VI
ノイズレスな電源を供給可能なリニア方式を採用している通常型パワーサプライです。

供給電圧を常時モニターするデジタルボルテージメーターを搭載されており、出力電圧を9V電池新品初動時値に近い約9.65Vとすることにより、エフェクターのポテンシャルを最大限に引き出してくれます。

電流容量が450mAと低めなので消費電力の高いエフェクターを使用するときには注意が必要ですが、小型かつ軽量でDC9V出力で8つの電源供給が可能なため、コンパクトなエフェクトボードに最適なパワーサプライです。

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VITAL AUDIO POWER CARRIER VA-01

VITAL AUDIO POWER CARRIER VA-01
パワーサプライの代表的なメーカーである「VITAL AUDIO」の通常型パワーサプライです。

合計10系統のエフェクターへの電源供給が可能であり、最大消費電流も1000mAで「9V/12V/18V」と多様な電圧数のDCアウトを搭載していることが特徴です。

コストパフォーマンスも高く価格も安い低価格コンパクトモデルのパワーサプライです。

One Control Distro All In One Pack

One Control Distro All In One Pack
ノイズに強いアルミ削り出しを採用した合計9つの独立した端子を搭載した通常型パワーサプライです。

最大電流容量は2000mAとかなり大容量な設計になっており、8個のDC9V出力はSAGノブで12~18Vの電圧を自由に可変させる「SAG DC OUT」も備えられています。

また、LINK機能も搭載されているため、2台使用して最大17台のエフェクターへの電源供給も可能です。

PROVIDENCE Provolt9 PV-9I

PROVIDENCE Provolt9 PV-9I
電圧自動調節機能がある通常型パワーサプライです。

小型ながらDC9V出力で6つの電源供給が可能であり、「オート・ボルテージ・コントローラー機能」により、各エフェクターに接続するだけで自動的に最適な電圧を送ることができます。

また、万が一ショートしても自動的に復旧してくれる「ショートプロテクション&オート・リカバリー機能」が搭載されているなど、「安全性」と「低ノイズ&高音質」が追求されたパワーサプライです。

Noah'sark AC/DC-1

Noah'sark AC/DC-1
リーズナブルな価格でAC出力を備えている通常型パワーサプライです。

電源タップとして使用できる100VのAC出力が4個ついており、DC9Vの電圧に対応した接続端子が8個、DC12Vの電圧に対応した接続端子が3つの合計11個のエフェクターに電源を供給することができます。

パワーサプライの中では大きいサイズですが、重さより性能を重視する人におすすめです。

VITAL AUDIO POWER CARRIER VA-08 MKII

VITAL AUDIO POWER CARRIER VA-08 MKII
Vital Audioのフラッグシップモデルの独立型パワーサプライです。

最大電流容量500mAで6系統のDC9Vと最大電流容量800mAで電圧可変可能な2系統の9V/12V/18Vを備えられており、総電流容量2000mAで安定した動作が特徴です。

高電圧駆動タイプのエフェクターでも使用可能な独立型の高機能なパワーサプライです。

VOODOO LAB Pedal Power 2 Plus

VOODOO LAB Pedal Power 2 Plus
世界中のギタリストに支持されるロングセラーである独立型パワーサプライです。

独立型でノイズに強いのはもちろんですが、DIPスイッチで駆動する電圧を「9Vか12V」に変換することができるため、ほとんどのエフェクターの電源供給に一台で対応することが出来ます。

ノイズフリーな安定した電源でエフェクターの持つ本来のポテンシャルを最大限に引き出します。

STRYMON Ojai R30

STRYMON Ojai R30
高い技術に裏打ちされたクラス最高の独立型パワーサプライです。

3系統のDC9Vに加えて電圧を切り替えることができる2系統の9V/12V/18Vが備えられており、それぞれ独立した安定化回路とカスタムトランスで形成されているため、超低ノイズの電源出力を可能にしています。

小型かつ薄型でクリーンで安定した電源を供給できるパワーサプライを探している方におすすめです。

まとめ

ギターエフェクターのパワーサプライのおすすめについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

複数のエフェクターを使用する場合にエフェクターボード内では必須のエフェクターでもあり、エフェクターの音を最大限活かすためにも欠かすことのできない重要な周辺機器です。

是非、自分の求めているサウンドを実現できるパワーサプライを見つけていきましょう。

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