ギターの弾き方

ギターのフィンガーピッキングのやり方と練習フレーズ

フィンガーピッキングでバラードで落ち着いた雰囲気を出したり、テンションコードを使ったおしゃれなバッキングなど魅力的ですよね。

ただ、ギター初心者からみればすごく難しいイメージを持たれるかもしれませんが、基本的なフィンガーピッキングをしっかり練習していけば誰でも奏法できるようになります。

そこで今回はフィンガーピッキングのやり方やコツ、練習フレーズなどを解説していき、フィンガーピッキングがうまくできない時に陥りやすい症状などの注意点をまとめました。

ギターのフィンガーピッキングとは

ギターのフィンガーピッキングとは
ギターのフィンガーピッキングとは、ピックを使わずに指や爪を使って弦を弾いていく演奏方法です。

バンド演奏の伴奏をはじめ、弾き語りやソロギターなど様々な楽曲で活用されており、ポップスだけでなくロックやメタルはもちろん、ジャズやブルース、カントリーミュージックなどジャンルは様々です。

エレキギターやアコースティックギター(アコギ)、クラシックギターなどギター全般では必須とも言えるテクニックです。

日本のギタリストで有名なソロギタリストは「押尾コータロー」で、ギター1本で主旋律のメロディーだけでなく、伴奏やリズムまで担う「1人バンドスタイル」の先駆者とも言えます。

ギターのフィンガーピッキングの種類

ギターのフィンガーピッキングの種類
フィンガーピッキングの種類は大きくわけて「スリーフィンガー・フォーフィンガー・ツーフィンガー」の3種類があります。

親指を除いた数で表現する方もいますが、基本的には親指を含めた指の数で表現されます。

スリーフィンガー(3フィンガーピッキング)

スリーフィンガー(3フィンガーピッキング)

スリーフィンガーは、右手の「親指・人差し指・中指」の3本の指を使用して演奏する奏法です。

フィンガーピッキングの基本ともされており、指の使い方がシンプルで演奏しやすいということから、多くのギタリストが使用している演奏スタイルです。

フォーフィンガー(4フィンガーピッキング)

フォーフィンガー(4フィンガーピッキング)
フォーフィンガーは、右手の「親指・人差し指・中指・薬指」の4本を使用して演奏する奏法です。

スリーフィンガーよりも使う指が増えるため、フォーフィンガーのほうが難易度は上がりますが、フォーフィンガーでなければ演奏することが難しいフレーズにも対応することができます。

ギタリストによってはスリーフィンガーを基本の演奏スタイルとしつつ、フレーズによってフォーフィンガーをで演奏するということも多いです。

ツーフィンガー(2フィンガーピッキング)

ツーフィンガー(2フィンガーピッキング)
ツーフィンガーは、右手の「親指・人差し指」の2本を使用して演奏する奏法です。

スリーフィンガーやフォーフィンガーよりも使用する指が少ないですが、1つの指で担当する弦の数が多いため、スリーフィンガーよりも難易度が高いと言われています。

ツーフィンガーはシンプルな曲調やクラシカルな曲調で利用されることも多く、奥が深い演奏スタイルでもあります。

ギターのフィンガーピッキングのやり方

ギターのフィンガーピッキングのやり方
ギターのフィンガーピッキングのやり方について、いくつかコツをご紹介します。

右手のフォームは手首を少し外側に向けて親指を伸ばす

右手のフォームは手首を少し外側に向けて親指を伸ばす

フィンガーピッキングの右手のフォームは、手首を少し外側に向けて親指を伸ばします。

右手をリラックスした状態で「人差し指・中指・薬指」が同じ高さになるようにする

右手をリラックスした状態で「人差し指・中指・薬指」が同じ高さになるようにしておき、そのまま自然な状態で「3弦を人差し指・2弦を中指・1弦を薬指」に当てます。

そこから、右手の親指を5弦に対して平行ぎみになるように伸ばせば、自然なフィンガーピッキングの右手のフォームになります。

右手の「二の腕から手の甲にかけてまっすぐになっている状態」を意識する

また、このときに手の平とボディが離れていると弾きづらいため、右手の「二の腕から手の甲にかけてまっすぐになっている状態」を意識するのがコツです。

ボディに右手の小指をつける

ボディに右手の小指をつける
ボディに右手の小指をつけるとバランスがとりやすくなり安定します。

ただし、小指を固定するぐらい力をいれてしまうと右手の自由が利きづらくなりますので、あくまでバランスを取りやすくするため「小指は軽くボディに添える」程度にしておくのがコツです。

指の当て方は「アルアイレ」がおすすめ

指の当て方は「アルアイレ」がおすすめ
指の当て方は「アポヤンド」と「アルアイレ」があります。

アポヤンドは「弾いた弦の隣の弦(1弦を弾いた場合は2弦、3弦を弾いた場合は4弦)に当てて止める」弾き方で、アルアイレは「弦を弾いた指をそのまま空中で止める(他の弦に当てない)」弾き方です。

アポヤンドは「力強い音色」になり、アルアイレは「音量や音色がソフト」になるという違いがあります。

クラシックギターでは「アポヤンド」が主流となりますが、その他のジャンルでは「アルアイレ」が主流となっており、「アルアイレ」の方が簡単なうえに伴奏向きです。

弦は指の腹と指先の間で弾く

弦は指の腹と指先の間で弾く
弦は指の腹と指先の間で弾くのが基本です。

指の腹では弦に対して指が深く入り過ぎて「弦が指に引っ掛かる」ことが多くなりますし、指先では弦に対して指が浅すぎるため「音量がでず弱々しい」音になてっしまいます。

そのため、弦は指の腹と指先の間で弾くのが基本で、弦は指に対して少し斜めに当るようにするのがコツです。

ギターのフィンガーピッキングの練習フレーズ

ギターのフィンガーピッキングの練習フレーズ
ギターのフィンガーピッキングの練習フレーズを、教則本などにも掲載されているような基本パターンでいくつかご用意しました。

楽譜やTAB譜(タブ譜)上で右手の各指は「親指=p」「人差し指=i」「中指=m」「薬指=a」の記号で表記することがあります。

フィンガーピッキングに慣れるために、段階的にステップアップできる初心者向けの練習フレーズになっていますが、最初は確実に音を鳴らせるようにゆっくりしたテンポから練習をしましょう。

練習フレーズ1:フィンガーピッキングの基礎練習

練習フレーズ1:フィンガーピッキングの基礎練習

まずはフィンガーピッキングの基礎練習です。

クロマチックスケールを使った練習方法で人差し指と中指を思い通りにピッキングができるようにするためのフレーズです。

最初は指がつられやすかったり、順番が入れ替わったりしまわないように意識しつつ、ゆっくりしたテンポから始めるのがおすすめです。

また、慣れてきたら「中指→人差し指」とピッキングの順番を逆にして練習をしたり、「中指→薬指」といったようにピッキングで使う指を変えたり練習するのが効果的です。

練習フレーズ2:フィンガーピッキングのアルペジオフレーズ

練習フレーズ2:フィンガーピッキングのアルペジオフレーズ

次にフィンガーピッキングのアルペジの練習フレーズです。

弾き語りでもよく出てくるフォーフィンガーのアルペジオパターンですが、8分音符のリズムに合わせて安定して弾けるようにしていきましょう。

練習フレーズ3:アルペジオとストロークの混合パターン

練習フレーズ3:アルペジオとストロークの混合パターン

最後にアルペジオとストロークの混合パターンの練習フレーズです。

アルペジオは先ほどの練習フレーズ2のパターンですが、コードを鳴らす時は「親指・人差し指・中指・薬指」を当時に摘まむようにして弦を弾くのがコツです。

また、アルペジオで音を切るときは、「親指・人差し指・中指・薬指」を各弦に押し付けるようにすれば、しっかりと音を切ることができます。

ギターのフィンガーピッキングがうまくできない時に見直すポイント

ギターのフィンガーピッキングがうまくできない時に見直すポイント
ギターのフィンガーピッキングが上手くできない時に見直すポイントをいくつかご紹介します。

リズムが上手くとれない

リズムが上手くとれない
フィンガーピッキングでリズムが上手くとれない場合は、リズムを右手だけでとっていた場合によく起こります。

フィンガーピッキングではコードストロークのように右手の振りでリズムをとることが難しいため、足踏みや身体全体でリズムをとる必要があります。

おすすめは「体全体でリズムをとる」ことですが、慣れないかたは足踏みでリズムをとりましょう。

フィンガーピッキングで弦が引っかかる

フィンガーピッキングで弦が引っかかる
フィンガーピッキングで弦が引っかかる場合は、弦に対して指が深く入りすぎている場合が多いです。

弦に対して指の腹と指先の間あたり、かつ、指に対してななめに当てるようにすることで、スムーズなフィンガーピッキングができます。

まとめ

ギターのフィンガーピッキングのやり方についてを解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

ギターでフィンガーピッキングができるようになることで演奏スタイルの幅が広がり、楽曲に合わせた演奏がしやすくなります。

この機会にぜひフィンガーピッキングにチャレンジしてください。







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