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ギターの弾き方

ギターのバイオリン奏法(ボリューム奏法)のやり方と練習フレーズ

バイオリン奏法はエレキギターなど電気楽器特有の弾き方で、アタック音がない独特の音は心地よいですよね。

特にギター初心者はバイオリン奏法を「どうやって演奏しているのかわらかない」という方も多いのではないでしょうか。

今回はバイオリン奏法のやり方やコツ、練習フレーズなどを解説していき、バイオリン奏法がうまくできない時に陥りやすい症状などの注意点をまとめました。

ギターのバイオリン奏法(ボリューム奏法)とは

ギターのバイオリン奏法(ボリューム奏法)とは
ギターのバイオリン奏法とは、エレキギターの演奏時にボリュームを絞って音量が「0(ゼロ)」の状態で弦を弾き、鳴っている間にボリュームを解放して音量を上げてクレッシェンドさせる演奏方法です。

意図的にアタック音を消して滑らかな音色を得る事ができ、その音が「弦を弓でこする擦弦楽器であるバイオリン」のように聞こえることから「バイオリン奏法」と呼ばれています。

また、エレキギターだけでなく、キーボードなど電気的に音量をコントロールすることができる電気楽器特有の弾き方でもあり、「ボリューム奏法」とも呼ばれています。

ギタリストによっては、ギター本体に装備されているボリューム・コントロール・ノブを手でコントロールする場合と、足下にエフェクターであるボリュームペダルを置いて足でコントロールする場合があります。

ギターのバイオリン奏法(ボリューム奏法)のやり方

ギターのバイオリン奏法(ボリューム奏法)のやり方
ギターのバイオリン奏法のやり方について、ギターのボリュームコントロールノブを使用したやり方をご紹介します。

ポッドにはAカーブとBカーブある

ポッドにはAカーブとBカーブある
エレキギターで使用されているボリュームコントロールノブにはポッドというものがあります。

ポテンショメータ(potentiometer/可変抵抗器)の略で、ギターのトーンやボリュームを手元で調整するためのものですが、このポッドには「Aカーブ」と「Bカーブ」があります。

Aカーブは通常のギターで使用されていることが多く「音量が10~0までスムーズな変化」が特徴で、Bカーブは「音量が10から絞っても変化は緩やかで、3辺りから急激に変化」するのが特徴です。

エレキギターに使われているのが「Aカーブ」か「Bカーブ」によって、手元でボリュームノブを操作する速さが異なるので、一度チェックしておくのがおすすめです。

小指でボリュームノブを操作する

バイオリン奏法のときは小指でボリュームノブを操作するのが基本スタイル
バイオリン奏法のときは小指でボリュームノブを操作するのが基本スタイルです。(小指が短い場合は薬指を補助的に添えるギタリストもいます)

ピッキングするときはボリュームをゼロにしておき、弦を鳴らしてからボリュームノブを小指で回して音量を上げていく
ピッキングするときはボリュームをゼロにしておき、弦を鳴らしてからボリュームノブを小指で回して音量を上げていきます。

音量が最大になるまで上げなくても良いですが、「ピッキングの瞬間は音量がゼロである状態」にしておくことがコツです。

ギターのバイオリン奏法(ボリューム奏法)の練習フレーズ

ギターのバイオリン奏法(ボリューム奏法)の練習フレーズ

ギターのバイオリン奏の練習フレーズを教則本などにも掲載されているような簡単なパターンでいくつかご用意しました。

楽譜やTAB譜(タブ譜)上でバイオリン奏は「<(クレシェンド)」という記号で表記されていることが多いです。

バイオリン奏法に慣れてきたらディレイなどのエフェクターを使ってみると、バイオリン奏法がより幻想的なフレーズになります。

練習フレーズ1:クラシックをボリューム奏法で弾こう

練習フレーズ1:クラシックをボリューム奏法で弾こう

バイオリン奏法をマスターするための練習フレーズです。

ここではクラシック曲をRock超にしたことでも有名になった「Canon Rock(カノンロック)」の前奏部分をご用意しました。

ゆったりとした前奏でギターのバイオリン奏法が心地よいフレーズとなっていますので、バイオリン奏法の練習にはぴったりでしょう。

練習フレーズ2:音符が続くバイオリン奏法

練習フレーズ2:音符が続くバイオリン奏法

続いて音符が続くバイオリン奏法です。

こちらは「カエルのうた」のメロディーですが、バイオリン奏法で弾くことによって、普通にメロディーを弾くのと違ったニュアンスを演奏することができます。

音符が4分音符でつなげられているので、ボリューム操作をスムーズにできるように慣れていきましょう。

ギターのバイオリン奏法(ボリューム奏法)が上手くできないときに見直すポイント

ギターのバイオリン奏法(ボリューム奏法)が上手くできないときに見直すポイント
ギターのバイオリン奏法が上手くできない時に陥りがちなポイントをいくつかまとめました。

ボリュームノブが弦から遠くて操作ができない

ボリュームノブが弦から遠くて操作ができない
ストラトキャスターやテレキャスターなどは弦に近い位置でボリュームノブが配置されていますが、レスポールなどはボリュームノブが弦から遠くて操作できない場合があります。

こればかりは仕方がないのですが、この場合は「ピッキングしてすぐさまボリュームノブに手を伸ばす」か「左手タッピングで音を鳴らし、右手はボリュームノブにセットして操作する」などがあります。

ただ、細かい音符が続くバイオリン奏法のフレーズには対応しきれないことが多いため、足元にボリュームペダルのエフェクターを置いて足で操作するのがおすすめです。

まとめ

ギターのバイオリン奏法のやり方についてを解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

バイオリン奏法をマスターすると、通常のピッキングだけでは得られない一味違った独特のギターフレーズを演奏することができます。

この機会にぜひバイオリン奏法の基本を習得してください。







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