ギターのコードをピックや指弾きでストロークを練習していたり、すでにストロークをある程度できる方もストロークのリズムパターンを色々知りたいという方も多いかと思います。
ここでは、弾き語りやロックやポップスなどでよく使用されるリズムパターンをご紹介させて頂いていますが、これらのリズムパターンが弾ければ、「ボサノバ」や「レゲエ」など多くのジャンルに幅広く応用できます。
よく耳にするコードストロークのパターンもありますので、是非、ご参考にしてもらえればと思います。
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8ビート(8分音符)のコードストロークのリズムパターン
まず、様々なジャンルの楽曲で基盤となる8分音符を基盤とした8ビート(エイトビート)のリズムパターンです。
8分音符すべてを弾くと「ジャカ|ジャカ|ジャカ|ジャカ」というリズムパターンですが、4分音符と8分音符を組み合わせることで様々なリズムパターンを組み合わせることができます。
コードストロークはリズムキープが大切ですので、右手はダウンストローク・アップストロークを交互にするオルタイネトストロークを意識して行いましょう。
8ビートのコードストロークのリズムパターン1
最初は「8分音符が2つ」と「4分音符が3つ」を組み合わせたリズムパターン4種類です。
弦をストロークしない時は「空ピッキング」を意識して、ダウンストロークとアップストロークが逆にならないように注意しましょう。
1泊目に「8分音符が2つ」あるリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャカ|ジャン|ジャン|ジャン」です。
2泊目に「8分音符が2つ」あるリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャン|ジャカ|ジャン|ジャン」です。
3泊目に「8分音符が2つ」あるリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャン|ジャン|ジャカ|ジャン」です。
4泊目に「8分音符が2つ」あるリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャン|ジャン|ジャン|ジャカ」です。
8ビートのコードストロークのリズムパターン2
次に「8分音符が4つ」と「4分音符が2つ」を組み合わせたリズムパターン6種類です。
1泊目と2泊目に「8分音符が2つ」あるリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャカ|ジャカ|ジャン|ジャン」です。
1泊目と3泊目に「8分音符が2つ」あるリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャカ|ジャン|ジャカ|ジャン」です。
1泊目と4泊目に「8分音符が2つ」あるリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャカ|ジャン|ジャン|ジャカ」です。
2泊目と3泊目に「8分音符が2つ」あるリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャン|ジャカ|ジャカ|ジャン」です。
2泊目と4泊目に「8分音符が2つ」あるリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャン|ジャカ|ジャン|ジャカ」です。
3泊目と4泊目に「8分音符が2つ」あるリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャン|ジャン|ジャカ|ジャカ」です。
8ビートのコードストロークのリズムパターン3
次に「8分音符が6つ」と「4分音符が1つ」を組み合わせたリズムパターン4種類です。
2泊目・3泊目・4泊目に「8分音符が2つ」あるリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャン|ジャカ|ジャカ|ジャカ」です。
1泊目・3泊目・4泊目に「8分音符が2つ」あるリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャカ|ジャン|ジャカ|ジャカ」です。
1泊目・2泊目・4泊目に「8分音符が2つ」あるリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャカ|ジャカ|ジャン|ジャカ」です。
1泊目・2泊目・3泊目に「8分音符が2つ」あるリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャカ|ジャカ|ジャカ|ジャン」です。
8ビートのコードストロークのリズムパターン4
最後に、8ビートのコードストロークで、よくある新こぺージョンを組み合わせたリズムパターン4種類のご紹介です。
1小節の間に一つだけシンコペーションが入る王道のリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャン|ジャジャ|ーンジャ|ジャジャ」です。
次に、2小節目が裏入りのシンコペーションが入るよくあるリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャン|ジャカ|ジャカ|ジャジャ|ーンジャ|ジャカ|ジャカ|ジャカ」です。
次に、メロコアやパンクなどでよく使用されるシンコペーションが入るリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャジャ|ージャ|ジャジャ|ージャ」です。
最後に、Bメロや間奏などでよく使用されるシンコペーションが入るリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャカ|ジャジャ|ージャ|ジャジャ|ージャ|ジャジャ|ージャ|ジャカ」です。
16ビート(16分音符)のコードストロークのリズムパターン
ここからは16分音符を基盤とした16ビート(シックスティーンビート)のリズムパターンです。
16ビート(シックスティーンビート)は1小節のリズムが細かいので、テンポは遅くてもリズムのノリを出したい時などに良く使用されたりしますが、アップテンポでいきおいを出したい時にも使用されています。
よく16ビート(シックスティーンビート)は難しいイメージをもっているギター初心者の方もいますが、8ビート(エイトビート)のリズムを細かく組み合わせたものなので、実はそこまで難しくありません。
ここまでの8ビート(エイトビート)がしっかりと弾けていれば、あとはリズムパターンの慣れですので、気軽にチャレンジしていきましょう。
16ビートのコードストロークのリズムパターン1
こちらもよく使用されているリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「ジャー(ン) |ジャージャカ|ジャー(ン) |ジャージャカ」です。
4分音符を弾いたときに、裏箔を意識するとリズムがキープしやすいです。
16ビートのコードストロークのリズムパターン2
ゆったりしたリズムやアップテンポでもよく聞くリズムパターンで、「ジャージャー|ジャージャカ|ジャカジャー|ジャージャカ」です。
16ビートのコードストロークのリズムパターン3
先ほどの「16ビートのコードストロークのリズムパターン2」でご紹介したリズムパターンの2小節目にシンコペーションが入るパターンです。
16ビートのコードストロークのリズムパターン4
こちらはオシャレな楽曲やリズムが立つようなノリがでる、いわゆる「ハネる」ようなリズムパターンです。
16ビートのコードストロークのリズムパターン5
最後に、「16ビートのコードストロークのリズムパターン4」の派生系で「ハネる」ようなリズムが出せるストロークのリズムパターンです。
シャッフルビート(3連符)のコードストロークのリズムパターン
最後に3連符が基本のリズムとなるシャッフルビートのコードストロークパターンです。
シャッフルビートは、主にジャズやブルースなどに使用されていますが、ロックやポップスなど幅広いジャンルで使用されているリズムパターンです。
3連符をダウンストロークとアップストロークで行うと、表と裏のダウンとアップが入れ違いになっていきますが、まずは3連符でもリズムキープができるようにしておきましょう。
シャッフルビートのコードストロークのリズムパターン1
まず、シャッフルビートはの基盤となる「3連符の1つ目と3つ目」を弾く基本的なリズムパターンです。
文字でリズムを表現すると「タータ|タータ|タータ|タータ」ですが、イメージがつきづらい場合は「ちょっと|まって|ちょっと|まって」や「チック|タック|チック|タック」でもだ丈夫です。
シャッフルビートのコードストロークのリズムパターン2
次に2泊目や4泊目にミュートが入るシャッフルビートのリズムパターンで、文字でリズムを表現すると「タータ|(ン)ータ|タータ|(ン)ータ」です。
ミュートする部分で右手のストロークの振りが止まってしまわないように、右手は先ほどの「シャッフルビートのコードストロークのリズムパターン1」のストロークを一定に保つように意識しましょう。
シャッフルビートのコードストロークのリズムパターン3
最後に、4分音符を組み合わせたシャッフルビートです、文字でリズムを表現すると「ター(ン)|タータ|ター(ン)|タータ」です。
4分音符を弾いたときも3連符の裏の部分で「(ン)」と意識をするとリズムをキープしやすくなります。
まとめ
ギターのコードストロークのリズムパターンについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
これらのコードストロークのリズムパターンを弾けるようになると、あとは組み合わせ次第で様々な楽曲を弾けるようになります。
右手のストロークを意識しなくても弾けるくらいになると、左手がよく動く複雑な指運やアルペジオ、カッティングやギターソロなどにも展開することができます。
コードストロークの基礎を身に着けることで、ギターの演奏の幅を広げることができますので、ぜひチャレンジしてみてください。
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