ギターの弦を歯で弾く演奏方法は、見た目のインパクトもありますよね。
有名ギタリストのジミヘンをはじめ、漫画やアニメでも「クラウザーさん」や「さわちゃん」「おたえ」などが歯ギターで演奏するシーンもあって話題性がありました。
今回は、歯ギターのやり方を解説していき、歯ギターが上手くできない時に陥りやすい症状などの注意点をまとめました。
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目次
ギターの歯ギターとは
ギターの歯ギターとは、その名の通り歯で弦を弾く演奏方法です。
アメリカのギタリストでありシンガーソングライターでもある「Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)」こと「ジミヘン」が時折ライブパフォーマンスの一環でギターを歯で演奏したのが最初です。
その後もイングウェイ・マルムスティーンやポールギルバード等の有名ギタリストもステージ等で演奏しており、歯ギターを真似するギタリストがとても増えました。
ただ、歯ギターを真似して歯が欠けたり抜けたりしたギタリストが世界中にいるなどの逸話があったり、仮歯が飛んでいったり舌が切れたりしたこともあるという噂もあるので、演奏時は気を付けてください。
また、漫画およびアニメでは「デトロイト・メタル・シティ」のデスメタルバンドのギタリストである「クラウザーさん(ヨハネ・クラウザーII世)」が歯ギターを行うシーンが描かれています。
同様に「けいおん!」では軽音学部で結成された「放課後ティータイム」の顧問である「山中さわ子先生」こと「さわちゃん先生」や「BanG Dream!(バンドリ!)」のギタリストである「花園 たえ」こと「おたえ」が歯ギターで演奏するシーンはとても有名です。
ギターの歯ギターのやり方
ギターの歯ギターのやり方はとても簡単です。
口を全開に開ける
歯でギターの弦を弾くので、まずは口を全開に開けます。
このときに上唇は歯が見えるようにあげておかないと、上唇が弦にあたってしまいますので、注意が必要です。
ギターを胸筋と肩で支えるように右手を中心に持ち上げる
次に、歯でギターの弦を弾くためにギターを持ち上げる必要があります。
このときに手だけでギターを持ち上げるようとするとギターの重さで不安定になりますので、少し背筋を後ろに倒してギターを胸筋と肩で支えるように右手を中心に持ち上げると安定しやすくなります。
上の前歯でギターの弦を掠るように動かす
最後に、上の前歯でギターの弦を掠るように動かすだけです。
このとこに弦が歯の隙間に入ったりしてしまうと、歯が弦に引っかかって歯が飛んで行ってしまう可能性もあるので、注意してください。
ギターの歯ギターが上手くできないときに見直すポイント
ギターの歯ギターが上手くできない時に陥りがちなポイントをいくつかまとめました。
上手く歯で弦が弾けない
歯ギターは歯を弦に引っかけるイメージがあるかと思いますが、実際は歯で弦を押し出す感じです。
また、歯で連続したピッキングは難しいので、実際は最初の一音以外はプリングやハンマリングでフレーズを弾くことが主になります。
まとめ
ギターの歯ギターのやり方ついて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
歯ギターは見た目のインパクトもあるのでライブパフォーマンスの一環としても有効ですが、歯ギターの演奏に慣れていないと歯が欠けたり抜けてしまうことになりかねなにので注意が必要です。
ライブパフォーマンスのバリエーションも増やすことができますので、ぜひチャレンジしてみてください。
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