マッテオ・カルカッシのギター教則本のおすすめ5選｜教材として有名な25のエチュードや50の練習曲など良書を厳選してご紹介

歴史的有名なクラシックギター奏者であるマッテオ・カルカッシ（Matteo Carcassi）は、クラシックギターの教材としても有名ですよね。

現代でも「作品59番：50曲の練習曲」と「作品60番：25の練習曲」はクラシックギターの教材で広くつかわれており、マッテオ・カルカッシの教則本を探している方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はマッテオ・カルカッシのギター教則本を厳選してご紹介していきます。

マッテオ・カルカッシのギター教則本のおすすめ

マッテオ・カルカッシのギター教則本のおすすめをご紹介していきます。

おすすめの教則本

基本情報

作品60番「25の練習曲（25の旋律的で斬新なエチュード）」が収録されたクラシックギター教則本です。

作品59番「カルカッシ・ギター教則本（ギターのための完全な方法）」から教則本の追加として発表された内容であるため、前半は初級向けの難易度、後半は中級者から上級者まで対応した難易度になっています。

美旋律を伴った上下降ではなく味付けのないエチュードが中心となりますが、ギター教室で教材として扱われることも多くあり、クラシックギターの基礎練習として取り組みたい方におすすめです。

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基本情報

作品59番「カルカッシ・ギター教則本（ギターのための完全な方法）」が収録されたクラシックギター教則本です。

第1部で基礎、第2部で各種奏法、第3部で50曲の漸進的練習曲、第4部で厳選された20曲の名曲が掲載されており、丁寧な解説と豊富な練習曲でクラシックギターの基礎から学ぶことができます。

作品59番はカルカッシが弟子のために編集した教則本でもあるため、クラシックギターを本格的に学びたい方におすすめです。

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基本情報

カルカッシ教本を基本に必要な練習曲を加えて初心者にも学びやすいように考慮された教則本です。

第1部は入門編、第2部は基礎技巧・特殊奏法編、第3部は演奏法、第4部は練習曲集という構成になっており、スケールの練習と練習曲に付けられた演奏の解説で独学でも進めやすいように配慮されています。

古くからの古典になるため、同様の内容を求めるのであれば「溝淵浩五郎」が監修した「改訂新版カルカッシ・ギター教則本」のほうをおすすめします。

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基本情報

出版社：現代ギター社
著者：：原善伸
定価：本体2,300円＋税
発行年月：2019年03月11日
ページ数：136ページ
ISBN：491-0-0348-2039-9
公式サイト：https://www.gendaiguitar.com/index.php?main_page=product_info&products_id=142686

作品59番「カルカッシ・ギター教則本」の完全翻訳版です。

全国のギター教室で広く使われているクラシックギター教材を原典版準拠・完全翻訳版として原著通りに余すところなく掲載されており、ギター初心者が基礎を習得するのに必要なメソッドが詰め込まれています。

ただ、こちらの教則本にはCDはついていないため、購入される場合は本書を監修された「原善伸」の演奏CDも合わせて購入するのがおすすめです。

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基本情報

出版社：現代ギター社
著者：：原善伸
定価：本体1,500円＋税
発行年月：2014年05月13日
ページ数：72ページ
ISBN：978-4-8747-1552-9
公式サイト：https://www.gendaiguitar.com/index.php?main_page=product_info&products_id=140197

作品60番「25のエチュード」の完全翻訳版です。

第三者的な解釈を排除してカルカッシの原典版を忠実に現代譜として再現しており、本来のエチュード集が持つ学習意図がダイレクトに伝わる内容となるように校訂されています。

また、アルペジオ練習曲として有益な作品26番「6つのカプリス」も併録されているのもうれしいところです。