ギターが弾けるようになってくると耳コピに挑戦したいと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、初めて耳コピに挑戦してみても上手く聞き取れないばかりでなく、どうやって耳コピをすれば良いのか手順がわからず耳コピができないので諦めてしまう場合もあるかと思います。
そこで今回はギターの耳コピの勉強におすすめの教則本について、初心者から中級者のカテゴリーに分けて厳選してご紹介していきます。
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目次
ギター初心者が耳コピの勉強におすすめの教則本
ギター初心者が耳コピの勉強におすすめの教則本をご紹介していきます。
おすすめの教則本
- 耳コピが基礎からできるようになる本 トライ&トレーニング30+150
- 耳コピ力アップ術 〜理論と実践と聴き分けのコツ
耳コピが基礎からできるようになる本 トライ&トレーニング30+150
基本情報
- 出版社:スタイルノート
- 著者:永野 光浩
- 定価:本体2,600円+税
- 発行年月:2018年08月27日
- ページ数:416ページ
- ISBN:978-4-7998-0169-7
- 公式サイト:https://www.stylenote.co.jp/0169
実際の楽曲をパート別に聴き取る練習ができる楽器別の聴き取りで耳コピの基本を習得するための入門書です。
耳コピの基礎編ともいえる内容になっており、耳コピに慣れるまでの予備練習が150、実際に曲を耳コピするための実践曲が30用意されており、順を追って聴き取る練習ができるように構成されています。
最初のやさしい聴き取りから難しい聴き取りまで自分のレベルに沿って進めることができるほか、ギターだけでなくドラム、ベース、キーボードなど各パートの音を聴き取る練習までできます。
耳コピ力アップ術 〜理論と実践と聴き分けのコツ
基本情報
- 出版社:スタイルノート
- 著者:永野 光浩
- 定価:本体2,600円+税
- 発行年月:2015年11月20日
- ページ数:336ページ
- ISBN:978-4-7998-0144-4
- 公式サイト:https://www.stylenote.co.jp/bd/isbn/9784799801444/
音を聴きとり楽譜に書き起こしたり、その通りに演奏する耳コピができるようになるための教則本です。
こうしては大きく3つになっており、耳の訓練編で聴音トレーニングを行い、理論編でコード進行や調や音階といった広範囲にわたる知識を学んでいき、実践編で曲を題材に耳コピをさらに鍛えていきます。
耳コピのテクニックを独自の方法で解説されておりますが、本書を順番通りに練習していくことで、耳コピに必要なテクニックが身に付くように作られているのでおすすめです。
ギター中級者が耳コピの勉強におすすめの教則本
ギター中級者が耳コピの勉強におすすめの教則本をご紹介していきます。
おすすめの教則本
- ずっしーのピアノ教室 音楽経験ゼロから大好きな曲を弾けるようになった僕の耳コピアレンジ習得法
ずっしーのピアノ教室 音楽経験ゼロから大好きな曲を弾けるようになった僕の耳コピアレンジ習得法
基本情報
- 出版社:KADOKAWA
- 著者:ずっしー
- 定価:本体1,400円+税
- 発行年月:2020年05月29日
- ページ数:160ページ
- ISBN:978-4-0460-4788-5
- 公式サイト:https://www.kadokawa.co.jp/product/322001000955/
ゼロから耳コピアレンジができるようになるまでのノウハウが1冊にまとめられた中級者向けの本です。
著者はtwitterやYoutubeで音楽理論をわかりやすく解説しているずっしーさんという方で、18歳からピアノをはじめて独学で何度も挫折を繰り返したからこそ、初心者にもわかりやすいように解説してくれています。
音感を習得する方法やコードの仕組みについても解説してくれており、耳コピアレンジに必要な音感を鍛えて楽譜がなくても自由に演奏できるようになりたい方におすすめです。
本書はピアノについてが中心となっておりますが、耳コピに必要な音感の鍛え方や知識について盛りだくさんになっているので、他の楽器演奏者にもおすすめです。
まとめ
ギターの耳コピの勉強におすすめの教則本についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
TAB譜(タブ譜)をみてギターフレーズを弾けるだけでもギターは楽しめますが、耳コピができるようになることで楽譜がない楽曲が弾けるようになるとさらに楽しみが広がります。
また、細かいリズムやチョーキングなどの音程感、タイミングやニュアンスなども聴き取れるようになることで演奏技術が飛躍的の向上するなど様々な効果期待できます。
是非、耳コピを教則本から学んで音感を鍛えていきましょう。
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