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【書評】「伝え方が9割 1 と 2」の要約と学んだことのまとめ|実は、感動するコトバは誰でも作れる!

伝え方が9割は「2013年のビジネス書ランキングで1位を獲得した大ベストセラー」でした。

今では「まんがでわかる 伝え方が9割」というマンガで解説している本を出版されたり、続編である「伝え方が9割 2」も出版されていたので、私も非常に気になっていました。

どんな本か気になっている方も多いかと思いますので、私なりに本書から学んだことを解説していき、要約や感想などもまとめました。

「伝え方が9割」の要約

私は「伝え方が9割 1」と「伝え方が9割 2」を2つとも読ませていただきましたので、それぞれの要約をまとめさせていただきました。

「伝え方が9割 1」の要約

基本情報

  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 著者:佐々木圭一(ささきけいいち)
  • 定価:1540円(本体1400円+税10%)
  • 発行年月:2013年02月
  • ページ数:212ページ
  • ISBN:978-4-478-01721-0
  • 言語:日本語
  • 公式サイト:https://www.diamond.co.jp/book/9784478017210.html

佐々木圭一氏が「伝え方の技術」をまとめた著書です。

「伝え方は9割」は単独で100万部を突破するほどベストセラーになっており、コピーライターの著者が「伝え方はセンスやひらめきではなくテクニックである」と明言し、その方法をわかりやすく解説されています。

同じ内容なのに「イエス」と「ノー」にわかれるのは「伝え方が9割を占めている」という事実に気づかせてくれ、「ノー」を「イエス」に変えられる可能性が高くなる伝え方の技術があることを伝えてくれています。

また、著者は「人の心を動かしたり、感動させたり、記憶に残るコトバ」には法則があることに気づき、本書でプロも実践している「強いコトバを作る技術」を学ぶことができます。

これらの伝え方の技術についての内容は非常に現実的であり、人によって大きな差はなく誰でも読んだその瞬間から実践できるということを伝えてくれています。

第一章で「伝え方に技術があること」、第二章で「ノーをイエスに変える技術」、第三章で「強いコトバをつくる技術」がまとめられています。

「伝え方が9割 1」のYouTube(ユーチューブ)

「伝え方が9割 1」についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。

オリエンタルラジオの中田敦彦(通称:あっちゃん)が細かく解説してくれているので、本を読む時間がない方はこちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。

「伝え方が9割 2」の要約

基本情報

  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 著者:佐々木圭一(ささきけいいち)
  • 定価:1540円(本体1400円+税10%)
  • 発行年月:2015年04月
  • ページ数:264ページ
  • ISBN:978-4-478-02838-4
  • 言語:日本語
  • 公式サイト:https://www.diamond.co.jp/book/9784478028384.html

「伝え方が9割 1」を出版した後、200以上の講演やメディアに出演させていただいたとのことでした。

そうしたなかで実践例などノウハウがたまる一方で「シェアするべき!」だと考え、本書を出版するにいたっということでした。

目的は「伝え方の技術を、完璧に身に着け、使えるようになること」で、本書は前作である「伝え方が9割 1」を読まなくてもわかるように構成されていました。

前作では「強いコトバ」を作る技術5つの技術が公開されていましたが、さらに本書で「新3つの技術」までご紹介されています。

「伝え方が9割 1」では各項目が詳細に解説されていましたが、「伝え方が9割 2」では「伝え方が9割 1」を振り返りながら実践ストーリー、かつ、アウトプット型構成により実際の講義を体験できる内容になっています。

「伝え方が9割 2」のYouTube(ユーチューブ)

「伝え方が9割 2」についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。

「本要約チャンネル」がアニメーションでストーリー仕立てでわかりやすく細かく解説してくれているので、本を読む時間がない方はこちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。

「伝え方が9割 1 と 2」から学んだことのまとめ

「伝え方が9割 1」と「伝え方が9割 2」から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。

私が学んだこと

  • 伝え方にはシンプルな技術があること
  • 「ノー」を「イエス」に変える伝え方の技術
  • 強いコトバを作る8つの技術

「ノーをイエス」に変える伝え方の技術

私も確率が0%の「ノー」を「イエス」に変えることは難しいと思っていました。

ですが本書を読み進めるにあたり、「伝え方にはシンプルな技術がある」ことを学べば「すべてのことで可能性が増えれば、人生が変わる」というのは過言ではないと感じました。

もちろん、すべてを「イエス」に変えられるわけではありませんが、伝え方次第で「ノー」が「イエス」になる確率を少しでも上げられるポイントが2つありました。

「ノーをイエス」に変える3つのステップ

「ノー」を「イエス」に変えるには、簡単な3つのステップがありました。

3つのステップ

  • 自分の頭の中をそのままコトバにしない
  • 相手の頭の中を想像する
  • 相手のメリットと一致するお願いをつくる

確かに、普通にデートに誘いたくてストレートに相手をデートに誘っても、相手に気がなければ断られますね。

3つのステップを考えたときに、「好きだと言っていた映画のチケットもらったんだけど、良かったら一緒に行きませんか?」などはデートができる可能性が少しでも上がりますね。

「ノーをイエス」に変える7つの切り口

さらに「ノー」を「イエス」に変える3つのステップのなかで、「相手の頭の中を想像する」ときにおすすめの7つの切り口がありました。

7つの切り口

  • 相手の好きなこと(相手のメリットに変える)
  • 嫌いなこと回避(やらない選択をさせる)
  • 選択の自由(人は決断は得意ではないが比較は得意)
  • 認められたい欲(他人に認められたい心理を満たす)
  • あなた限定(人は自分だけという特別感に弱い)
  • チームワーク化(人は集団行動する動物)
  • 感謝(人は感謝されると断りづらくなる)

確かに、子育てで子供に「勉強しなさい!」と言ってもいうことを聞きませんが、「いっしょに勉強しよう」というと素直に言うことを聞いてくれたりしますよね。

また、チカンが多かった地域で「住民のみなさまのご協力で、チカンを逮捕できました。ありがとうございます。」というポスターで、チカンが劇的に減ったという事例も聞いたことがあります。

これらを踏まえたうえで、相手に伝えるコトバを考えるというのは、もうこの瞬間から実践ができますね。

強いコトバを作る5つの技術

著者は「強いコトバ=人の感情を動かすエネルギーのあるコトバ」と定義しています。

また、コトバに「高低差」をつけることで「人を動かす強いコトバ」となり、その「強いコトバ」の作り方には5つの技術がありました。

サプライズ法

サプライズ法は、伝えるコトバに驚きのワードを入れる方法です。

相手の心を動かしたいときに使うのがおすすめの方法ですが、作り方はとても簡単で下記の2つを組み合わせるだけです。

作り方

  • 伝えたい言葉を決める。
  • 適したサプライズワードを入れる。

JR東海の有名なキャッチコピーである「そうだ 京都、行こう」がまさにそうでした。

ギャップ法

ギャップ法は、スタート地点を下げ、言いたい意味にギャップを作る方法です。

人を感動させたいと思ったときにおすすめの方法ですが、作り方はとても簡単で下記の3つを組み合わせるだけです。

作り方

  • 伝えたい言葉を決める。
  • 正反対のワードを前半に入れる。
  • 前後がつながるように自由に「てにをは」を入れる。

オバマ大統領が就任演説で使われた有名な言葉である「これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ。」がまさにそうでした。

赤裸々法

赤裸々法は、コトバに体温を感じさせるニュアンスを作り出す方法です。

生命力あふれるコトバに変えたいときにおすすめの方法ですが、作り方はとても簡単で下記の3つを組み合わせるだけです。

作り方

  • 最も伝えたい言葉を決める。
  • 自分のカラダの反応を赤裸々にコトバにする。
  • 赤裸々ワードを、伝えたい言葉の前に入れる。

「上を向いて歩こう」という有名な曲の歌詞にある「上の向いて歩こう 涙がこぼれないように」がまさにそうでした。

リピート法

リピート法は、リピートをすれば記憶を残し、感情をのせる方法です。

リピートして聞かせることで聞き手の記憶にすりこみたいときにおすすめの方法ですが、作り方はとても簡単で下記の2つを組み合わせるだけです。

作り方

  • 伝えたい言葉を決める。
  • 繰り返す

アメリカ合衆国の第16代大統領エブラハム・リンカーンが,1863年11月に行なったゲティズバーグ演説のなかで述べた「人民の、人民による、人民のための政治」がまさにそうでした。

クライマックス法

クライマックス法は、クライマックスを作ることで切れかけた相手の集中スイッチを入れる方法です。

聞き手の集中力を入れなおしたいときにおすすめの方法ですが、作り方はとても簡単で下記の2つを組み合わせるだけです。

作り方

  • いきなり「伝えたい話」をしない。
  • クライマックスワードから始める

FF10(ファイナルファンタジー10)のユウナの名言である「ひとつだけお願いがあります。いなくなってしまった人たちのこと 時々でいいから…… 思い出してください。」がまさにそうでした。

ちなみに私はこの時に涙を流しています(笑)

ナンバー法

ナンバー法は、数字をコトバに入れて説得力を増す方法です。

文章の中に具体的な数字を入れるて「ぱっと見で理解しやすい」ようにして目を引かせたいときにおすすめの方法ですが、作り方はとても簡単で下記の2つを組み合わせるだけです。

作り方

  • 伝えたい言葉を決める
  • 適した数字に置き換える

「101匹わんちゃん」や「3分クッキング」がまさにそうでした。

また、漢字やひらがなよりは「数字」のほうが伝わる速度が速く、偶数よりは「奇数」のほうがエッジがあり強いコトバになるということです。

合体法

合体法は、「2つの単語の組み合わせ」で新しいコトバを生み出す方法です。

世の中のヒット商品や流行の多くが、2つの単語の組み合わせでできており、作り方はとても簡単で下記の3つを組み合わせるだけです。

作り方

  • 軸コトバを選ぶ
  • 別軸コトバの言い換えをたくさん出す
  • 組み合わせる

「ゆるキャラ」や「クールビズ」、「婚活」や「草食男子」などがまさにそうでした。

頂上法

頂上法は、「1番」というコトバを文章に組み込む方法です。

「リアル頂上法」で具体的にどこかの頂上であるコトバや、「表現頂上法」で表現として頂上に感じるコトバでできており、作り方はとても簡単で下記の3つを組み合わせるだけです。

作り方

  • 伝えたいコトバを決める
  • 適した頂上ワードを入れる

「一番搾り」や「世界一受けたい授業」などがまさにそうでした。

「伝え方が9割」の感想

私は「伝え方が9割 1」と「伝え方が9割 2」を2つとも読ませていただきましたので、それぞれの感想をまとめさせていただきました。

「伝え方が9割 1」の感想

あらすじで著者である佐々木圭一氏の背景から描かれているのですが、実は「もともとコミュニケーションがヘタで伝えることが得意でなかった」と赤裸々に綴られていたのは衝撃的でした。

新卒でたまたま「コピーライター」に配属されてからも、「文章の書き方も知らない」「漢字もろくに書けない」など提出されたものがすべて否定されるような苦労人というのも驚きです。

そのような著者がコピーライターの賞をとり、米国広告賞で金賞をとり、有名アーティストの作詞のオファーがくるなど様々な活躍に至るまで、膨大な時間と試行錯誤の末に発見した「伝え方の技術」は非常に実践的だと思えました。

私も読み終わった感想としては、コピーライターなどキャッチコピーを考える人だけでなく、仕事やプライベートなど様々な場面で使うことができ、伝え方で悩んでいる人は一読の価値があると感じています。

様々な名言を例に出して解説してくれているため、212ページがあっという間に感じるほど2時間ぐらいでサクサク読むことができました。

「伝え方が9割 2」の感想

私は「伝え方が9割 1」から読んでいたため、本書を読み始める前は「結構内容が重複しているのではないか?」と思っていました。

しかし、「伝え方が9割 1」と違い、「伝え方が9割 2」は実際の講義のような構成になっていたので、本書でアウトプットすることで「より実績的な理解」が深まったと感じました。

また、本書で初公開された「強いコトバを作る技術」が3つも公開されており、流行となった世の中のコトバの作り方を学べたのも大きいです。

「伝え方が9割 1」と「伝え方が9割 2」はどっちがいい?と聞かれると、今では「伝え方が9割 2」から読み進めるのが個人的にはおすすめです。

「伝え方が9割」の評価や口コミ

他の方が「伝え方が9割」を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

ツイッターで「伝え方が9割」を購入された方の生の声でも、読むのが楽しみだったり、読んでよかったと思っている方は多いみたいですね!

「伝え方が9割 1」と「伝え方が9割 2」の両方とも買われている方もいるみたいですね。

まとめ

「伝え方が9割」の要約と学んだことのまとめでした。

本書で学べる伝え方の技術は誰でも実践することができ、私が学んだポイントは大きく3つの内容です。

私が学んだこと

  • 伝え方にはシンプルな技術があること
  • 「ノー」を「イエス」に変える伝え方の技術
  • 強いコトバを作る8つの技術

仕事やプライベートで伝えることが苦手だと思っている方も、伝え方を技術的に学びたい方におすすめの著書でした。

漫画でわかりやすく解説された「まんがでわかる 伝え方が9割」も出版されています。

2015年4月にベストセラー『伝え方が9割』の第2弾である「伝え方が9割 2」が出版されています。

漫画でわかりやすく解説された「まんがでわかる 伝え方が9割 第2弾」も出版されています。







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