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書籍のレビュー

【書評】「人生がときめく片付けの魔法」の要約と学んだことのまとめ|こんまりメソッドが詰め込まれたベストセラー本!

「人生がときめく片付けの魔法」は、一度片づけたら絶対に元にもどらない方法についてまとめられた著書です。

著者は片づけコンサルタントとして活動されている「近藤麻理恵」という方で、「人生がときめく片付けの魔法」は2021年時点で世界40か国以上で翻訳出版され、1,300万部を超えるベストセラーとなっています。

また、2015年に米国『TIME』誌の「最も影響力のある100人」にも選出され、アメリカを中心に世界で片づけブームを巻き起こした「こんまりメソッド(KonMari Method)」はとても有名です。

本書は口コミや評判もよく非常に気になっていましたので、どんな本か気になっている方も多いかと思いますので、私なりに本書から学んだことを解説していき、要約や感想などもまとめました。

「人生がときめく片付けの魔法」の概要

私は「人生がときめく片付けの魔法 1」と「人生がときめく片付けの魔法 2」を2つとも読ませていただきましたので、それぞれの概要をまとめさせていただきました。

「人生がときめく片付けの魔法 1」の概要

基本情報

  • 出版社:サンマーク出版
  • 著者:近藤麻理恵
  • 定価:本体1,400円+税
  • 発行年月:2011年01月15日
  • ページ数:270ページ
  • ISBN:978-4-7631-3120-1
  • 言語:日本語
  • 公式サイト:https://www.sunmark.co.jp/detail.php?csid=3120-1

筆者は5歳のときに主婦向けの生活雑誌を読み始めたことをきっかけに、15歳から本格的に片付けの研究をはじめ、なんと19歳から片付けコンサルトとして活動を始められていました。

片付けと言えば整理整頓や収納などテクニックが思い浮かびますが、まさに人生の8割以上を片づけに費やしてきた筆者が教える片付け法は、これまでの常識とは似て非なるものでした。

まずは「捨てる」ということを終わらせ、「一気に、短期に、完璧に」片付けを正しい手順で行うことで「一度片づけたら、絶対に元に戻らない」ということです。

「片付けはマインドが9割」ということでもあり、物理的な整理収納ノウハウだけでなく、片付けにおける正しいマインドを身に着け、「片づけられる人に変わるための方法」が丁寧に解説されています。

第1章では「片付けが終わらない理由」、第2章では「捨てるを終わらせる」、第3章では「モノ別に片づける」ということがまとめらえています。

また、第4章では「収納方法」、第5章では「人生が変わる片付けの魔法」についてまとめられています。

「人生がときめく片付けの魔法 2」の概要

基本情報

  • 出版社:サンマーク出版
  • 著者:近藤麻理恵
  • 定価:本体1,400円+税
  • 発行年月:2012年10月10日
  • ページ数:279ページ
  • ISBN:978-4-7631-3241-3
  • 言語:日本語
  • 公式サイト:https://www.sunmark.co.jp/detail.php?csid=3241-3

「人生がときめく片付けの魔法 1」では、片付けのノウハウが詰め込まれていました。

「人生がときめく片付けの魔法 2」では、「片付ける気持ちはあるけど、また片付けを終えていない人」に向けて「片付けを完璧に終わらせる方法」を伝えるために執筆されたという違いがありました。

「なんでも捨てる」のではなく、「ときめくモノを残す」ための判断基準の一つである「ときめき」の感覚をどのように見つけたら良いかが丁寧に描かれています。

また、「ときめかないモノを手放したあと、理想のおうちやときめく暮らしをどのように実現するか」について、こんまりさんのノウハウがぎっしり詰め込まれています。

そんな本書では第一章では「ときめく感覚」、第2章では「ときめくおうちの作り方」がまとめられています。

また、第3章では「モノ別のときめき収納法」、第4章では「キッチンの片付け方法」、第5章では「人生に片をつける」ことについて丁寧にまとめられています。

「人生がときめく片付けの魔法」のYouTube(ユーチューブ)

「人生がときめく片付けの魔法」についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。

残念ながら本書を紹介しているYouTubeチャンネルはありませんでしたが、近藤麻理恵さんがYouTubeやブログで暮らしについて発信しているので、そちらを参考にされても良いかと思います。

YouTubeチャンネル:こんまりちゃんねる
ブログ:近藤 麻理恵さんのブログ

そのため、本ブログでは本書の要点をまとめてお伝えできればと思います。

「人生がときめく片付けの魔法」から学んだことの要約とまとめ

「人生がときめく片付けの魔法」から私が学んだポイントは大きく8つの内容です。

私が学んだこと

  • 片付けがおわらない原因
  • 片付けでやるべきことは2つ
  • 場所別ではなくモノ別に片づける
  • 「ときめき」を感じるかどうかで判断する
  • 片づける順番
  • 収納の基本は9割収納
  • ストックを過剰に持たない2つのポイント
  • 片付けは人生をドラマチックに変える

片付けがおわらない原因

一気に片づけるとリバウンドするので、少しずつ片付けの習慣をつけてのがおすすめだとというお話しはよくききます。

ただ、片付けの習慣を少しずつ身に着けていこうとしても、いつまでたっても片づけられないままの方が多いのは「そもそも意識を変えないかぎり、人は長年染みついた習慣を変えられない」からということです。

そのため、一気に片づけることで意識の変化を劇的に起こすことで、一気に片付けをしたその日から、誰もが片づけられるようになるということでした。

また、一気に正しく片づけることで結果がすぐに見えるので片付けが続けられ、片付いた状態がずっと維持できるようになるということです。

片付けでやるべきことは2つ

片付けは「モノを捨てるかどうかを見極めること」と「モノの定位置を決めること」の2つができれば、片付けは誰でも完璧にできるということでした。

それもそのはずで、モノは無限ではなく数があり、1個1個モノを見極める、1個1個モノの定位置を決めていくことをしていけば、からなず「片付けの終わり」がくるということです。

そのため、片付けは誰でも可能なことであり、その後リバウンドしないためにも絶対的に必要な原則だということです。

また、片付けは「捨てる」ことが必ず先であり、「捨てる」と「収納場所を決める」作業はきっちり分け、1つの作業が終わってから次に作業にいくことが大切だということでした。

片付けが終わらない原因は「捨てる」作業がまだ終わっていないのに収納のことを考えてしまっているからだということです。

そのため、片付けのコツは「一気に、短期に、完璧に」、そして「まずは捨てるを終わらせる」ということでした。

場所別ではなくモノ別に片づける

場所別がおすすめではないのは、同じカテゴリーのモノでも収納場所が二か所以上に分かれているケースが往々にしてあるからだということです。

その状態で何も考えずに場所別に片づけ続けてしまうと「気づかないうちに同じモノを片づけ続けるリバウンド地獄」に陥るということでした。

そのため、「今日はこの場所を片づける」ではなく、「今日は洋服」「明日は本棚」というようにモノ別に片付けを進めるのがおすすめだということです。

また、同じカテゴリーのモノは収納から一つ残らず出して一か所に集め、まとめて一気に判断することが重要なポイントのようです。

「ときめき」を感じるかどうかで判断する

何を基準に「捨てるモノ」を選ぶかは悩む方も多いかと思いますが、本書では「ときめき」を感じるかどうかで判断することをおすすめされています。

捨てる理由が明確なモノは簡単ですが、積極的に捨てる理由がとくにないモノから「捨てるモノをどう選ぶか」と考えてしまっては、そもそも片付けのピントがズレてしまっているということです。

本来、片付けで選ぶべきなのは「捨てるモノ」ではなく「残すモノ」が重要だということです。

そのため、モノを捨てるか見極める時も、モノを一つひとつ手に取り「持っていて幸せかどうか」であり、「持っていて心がときめくか」を基準にするべきだということです。

片付けの順番

スムーズに片づけるための順番は「衣類→本棚→小物類→思い出品」という順番がベストだということです。

衣類は希少性が低いため捨てる難易度が低いので1番初めに最適ですが、逆に思い出品は希少性が高いため捨てる難易度が高いので最後に回すということです。

このように片付けの順番を変えるだけで、残すか捨てるかの判断スピードが格段に速くなるとのことです。

収納の基本は9割収納

いったんときめきで選んだら引き出しや仕切りには余計な隙間を空けずに、ギチギチにならない程度に詰めていくことが大事だということです。

人は隙間があることで埋めたくなる心理が働くため、7割収納やゆとり収納では「知らず知らずのうちにときめかないモノが増えていく」ことになりかねないということです。

ただ、9割収納で大事なポイントは「パッとみてどこに何が入っているかがわかりやすいか」そして「モノが心地よい状態になっているか」ということです。

ストックを過剰に持たない2つのポイント

こんまりさんはお客様の片付け指南をしているときに、大量のストックに遭遇することが多いということでした。

60本もある歯ブラシや30本もあるラップ、80ロールもあるトイレットペーパーなど数々対面するということですが、使いきれるまでに何年かかるかわからないほどの量ですよね。

ストック過剰を阻止するポイントは「アイテムごとにストックの上限数を決める」ことと、「収納スペースを明確に区切る」ことだということです。

なんとなく感性でストックするのではなく、数字とルールを決めることでストックを過剰に持つことを阻止することができるということです。

片付けは人生をドラマチックに変える

「一気に完璧に片づけをやり終えた人」の人生は、間違いなくドラマチックに変化していくということです。

片付けの魔法の効果の一つが、自分の判断に自刃が持てるようになることであり、片付けの魔法で生きていく自信が生まれていくからだということです。

「人生がときめく片付けの魔法」の感想

私は「人生がときめく片付けの魔法 1」と「人生がときめく片付けの魔法 2」を2つとも読ませていただきましたので、それぞれの感想をまとめさせていただきました。

「人生がときめく片付けの魔法 1」

本書では片づけられない理由なども丁寧に解説されていたので、今まで片付けの常識が良い意味でひっくり帰りました。

「ワンインワンアウト」や「1日1個捨てる」など少しずつ片づける習慣を身に着けるのではなく、意識を改革しない限りは変わらないことはかなり突き刺さりました。

また、判断基準が「ときめく」かどうかで「残すモノ」と「捨てるモノ」を判断していくということは斬新な発想でしたが、片付けで大事なことは「残すモノを決める」ということから非常に納得しました。

特に印象に残っているのは「モノの気持ちになって考える」描写がとても多いことでしたが、自分視点ではなくモノ視点でとらえることで捨てるときの感謝も忘れず、適した収納も行えているところでした。

片付けコンサルタントの仕事しているというのに、こんなに片付けのノウハウを詰め込んでも良いのかというくらい、気づかされることが多くて驚きました。

今まで片付け本や断捨離の本で片付けができなかった人にとっても、これからモノと向き合って片付けをしていく人にもおすすめできる良書でした。

「人生がときめく片付けの魔法 2」

続編では「片付けを完璧に終わらせる方法」を伝えるために執筆されたという経緯がありますが、良い意味で前編を補足してくれました。

「ときめく」という感覚はつかめない人に「ときめく感覚を身に着ける方法」が描かれて至り、服を立てて収納するための「服のたたみ方」についても丁寧に描かれていました。

また、ときめくおうちに作り方や残すと決めたグレーゾーンのモノは堂々と取っておいても良いなど、かゆいところが細かくまとめられています。

前編を読んで「片付ける気持ちはあるけど、また片付けを終えていない人」が、より片付けのノウハウを学びたいときにおすすめできる良書でした。

「人生がときめく片付けの魔法」の評価や口コミ

他の方が「人生がときめく片付けの魔法」を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

本書を読んで期限切れの家電の説明書をすべて捨てられた方や、片付けのバイブルにもなっている方もいるようですね。

こんまり式片付け術でシンプル部屋にまで至った方もいるみたいですごいですね!

まとめ

「人生がときめく片付けの魔法」の要約と学んだことのまとめでした。

本書で学べる「一度片づけたら絶対に元にもどらない方法」から、私が学んだポイントは大きく6つの内容です。

私が学んだこと

  • 片付けがおわらない原因
  • 片付けでやるべきことは2つ
  • 場所別ではなくモノ別に片づける
  • 「ときめき」を感じるかどうかで判断する
  • 片づける順番
  • 収納の基本は9割収納
  • ストックを過剰に持たない2つのポイント
  • 片付けは人生をドラマチックに変える

片付けに取り組みたい方で「モノを捨てる」ためのノウハウを学ぶのにおすすめな良書だと思いました。

また、本書は漫画でも出版されています。







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