埼玉県にお住いの20代男性「ひろきくん」さんの「1回目の転職」で「成功」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「ひろきくん」さんが前職を選んだ理由
理由は大きく分けて2点あります。
1点目は自宅からの距離が近かったこと、2点目は母親が同業界の経験がありアドバイスをもらえると考えたからです。
距離については自宅が埼玉の川口でして、勤務地が大宮ということもあり京浜東北線で一本で通勤できるということかつ下り電車で電車も空いているということです。
2点目の理由については母親が保険業界で10年以上の経験があり、それなりの実績も残していたので壁にぶつかった際にアドバイスをもらえると思い前職に入社しました。
前職の詳細
- 業種:金融・保険系
- 職種:コールセンターのSV
- 従業員規模:11~100名
- 年収:300万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
- 在籍期間:3年未満
前職の業務内容
とある保険会社の代理店として個人のお客様へ保険商品のパンフレットを郵送していいかのテレアポ並びにオペレーターのマネジメントです。
新卒入社後はオペレーターと一緒に只管テレアポをしました。そこから日々の目標件数を毎日達成できるようになると次第に管理業務を任されるようになり,オペレーターのKPI管理をメインで行っていました。
目標を達成するためにどこでつまずいているのか、数字(データ)を見せながら、オペレーターの目標達成に近づけてあげる仕事です。
「ひろきくん」さんの転職のきっかけ
労働環境そのものでした。
一日14時間拘束は当たり前、しかも残業代は固定。(求人広告には超過分は支払うと記載があるが、実際は支払なし。)
また、一番は上司からのいじめでした。
休みの日も自分の配下のオペレーターがミスをしたら出勤して尻拭いさせられて、その上女性の先輩社員がミスをしても笑顔でまったく怒りませんが、自分同じようなことをしたら激詰めでした。
しかも休みの日でも当たり前のように連絡をしてきます。
同僚からは顔が死んでいると言われていました。
「ひろきくん」さんが転職活動で重要視していたこと
労働環境しか見ておりませんでした。
年間休日や平均残業時間、一緒に働く人です。
実際、面接では同じ部署の方と会わせて頂ける会社しか受けず、その上で口コミサイトはすべて目を通しました。
その中でマイナスな要素が書いてあっても自分の中で気にしないと思える会社様のみ選考に進みました。
面接で聞けないようなことはすべて転職エージェントに質問を投げ、そこで答えを濁して来たらその会社は受けるのをやめました。
「ひろきくん」さんの転職活動の進め方
リクルートエージェントやマイナビエージェントなどの転職エージェントへ条件を伝えて一気に紹介してもらいました。
前職で土日休みと言われましたが実際は平日休みかつゴールデンウィークもないブラック企業でしたので、私の場合は土日休みということと今より年収が上がることが絶対でした。
また前職は賞与もあると聞いていましたが実際はありませんでした。
ですので、賞与も頂ける会社様をエージェントや自分自身で検索し、いいと思った会社はひたすら応募しました。
転職エージェントもいいですが、自分で探すのも並行して行った方がいいと思います。
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転職活動状況
- 在職中or退職後:在職中
- 応募社数:10社~20社未満
- 内定社数:2社
- 転職活動開始:2018年12月頃
- 転職活動期間:1ヶ月以内
- 転職先の入社日:2019年2月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
退職理由の伝え方です。
私はブラックな環境を理由に退職をしようとしていましたが、面接で絶対聞かれる退職理由についてはエージェントのアドバイザーの助言やネットをみながら模範解答を作りました。
工夫点は自分の経験の伝え方です。第二新卒で転職しましたが、人員マネジメント経験があってテレアポ経験も豊富というところを全面的にアピールしました。
テレアポをおこなう会社を受けたからこそ非常に強みになったと考えております。
「ひろきくん」さんが転職先を選んだ理由
大きく分けて2点あります。
1点目は人、2点目は仕事内容でした。人に関しては当時の面接官と話した際に仕事に対する想いや考え方が自分の理想とマッチしており、こういう人たちと働きたいと思うようになったことです。
仕事内容については新卒の時から興味のあった業界という事と、前職のテレアポの経験が活かせるということが大きかった事、特定の領域でナンバーワンのサイトを運営しており、ニーズがある中で幅広い提案ができることに魅力を感じたからです。
転職後の詳細
- 業種:マスコミ系
- 職種:求人広告の営業
- 従業員規模:101~1000名
- 年収:300万円~400万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
転職後の業務内容
求人広告の営業です。
テレアポを行い、アポイントが取れた企業様から現状把握、仮説立て・シミュレーション、そして提案を行っています。
先方が「なぜ」今この求人媒体を使っているのか、なぜこういう現状なのかをしっかりヒアリングする必要性があります。
提案も会社の求人数や注力案件の有無によって提案内容も異なってきます。そうしないといい提案はできません。
テレアポは難しいと思われがちですが、この市場感なので話を聞いてくれる担当の方は非常に多いです。
「ひろきくん」さんの転職は「成功」だった
大成功だと思います。
何より労働環境が最高です。年間休日も130日以上ありますし。残業も月20時間程度です。
そのうえ休みの日に連絡が来ることはあり得ません。ワークライフバランスがしっかり取れています。
また上司の人柄も良くて、報連相の際は必ず手を止めて話を聞いてくれます。
前職ではなかなか報連相をしにくい環境でしたが現職では上司のおかげということもありコミュニケーションが円滑に進んでおります。
改めて転職してよかったです。
「ひろきくん」さんの転職を振り返っての感想
初めての転職で書類作成、提出してから面接を受けるまで何から何まで初めてで緊張しましたが
改めて転職したことで心に余裕ができたように思います。それは金銭的にも時間的にもです。
最初は前職も辞めるのが怖いというか、何を言われるかわからない会社でしたので、退職の話もできないまま無駄に時間だけがすぎましたが、周りの同僚が退職していくのを見て、私も退職の旨を伝えよかったと思います。
今の会社に転職したから時間に余裕が生まれ実際副業もできています。
「ひろきくん」さんの今後の目標
今の会社でマネージャーになることです。
入社面接の面接官が今のマネージャーなのですが人的にも仕事に対する向き合い方もすべて尊敬しております。
まだまだ学ぶことは多いですが、最短距離で経験を習得していき、リーダーになりその次にマネージャーになりたいと思います。
この会社では数をこなすことが評価されるので、圧倒的に数をこなしたうえで成果をだし周りから認められたうえでマネージャーを目指したいです。
そして今のマネージャーを超えたいです。
「ひろきくん」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
悩んでいるくらいなら早く動いた方が絶対にいいです。
辞めたいけど辞められないという声をよく聞きますがそんなことはありません。
労働者はみな退職する権利を持っています。言うことに勇気が必要だとは思いますが、思った時に言わないと一生を無駄にしてしまいます。また転職は若いうちにしかできません。
今の会社を辞めたいと思っているなら早く行動しましょう。
言い方は悪いですが、社員の代わりなんていくらでもいますし、義理立てする必要は一切ないと思います。