神奈川県にお住いの40代男性「バイク乗りとうちゃん」さんの「2回目の転職」で「成功」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「バイク乗りとうちゃん」さんが前職を選んだ理由
前職で勤めていた会社は外資系の大手生命保険会社で、給料はほぼ完全歩合制でしたが、新規顧客の集客力がとても高い事が魅力でした。
テレビのCMなどは頻繁に行っており、世間一般ではとても認知度があり、また好感度も良い生命保険会社でしたので、営業としては生命保険を売りやすい環境にあると考えたからです。
その時点で私は2社目の転職でしたが、1社目の時に同僚だった者も多くがその生命保険会社に転職しており、彼らの口コミでは実に営業がやり易いと言う評判があった事も前職を選んだ理由の一つです。
前職の詳細
- 業種:金融・保険系
- 職種:生命保険業
- 従業員規模:1001名~
- 年収:800万円~900万円未満
- 役職:部長代理
- 雇用形態:正社員
- 在籍期間:5年以上
前職の業務内容
生命保険の営業が主な業務で、自分で生命保険の見込み客を探して提案、契約を行います。
給料はほぼ新規契約獲得、また既契約の残数によって決まってきます。
生命保険の契約をいただいた場合、その契約者の友人などを紹介頂き、さらにその人に対して営業をかけていくというパターンが主な仕事内容でした。
また、会社のコールセンターに入った新規契約希望者に対する保険提案などの案件もたまにありました。
そういった形で新規契約をどんどんしていきますので、既契約者が既存顧客としてかなり増えていきます。
また、既契約者から問い合わせや保険の見直し依頼などがあり、そういった対応も私の仕事の一つでした。
保険ですので、保険金の請求について、既存顧客から問い合わせ等が私に直接来る場合もあります。
基本はコールセンターに回すのですが、内容によっては私自身で相談に乗る事もありました。
「バイク乗りとうちゃん」さんの転職のきっかけ
転職後の会社に先に勤めていた友人と会った時の事です。
彼からその会社の詳しい事を聞き、彼の話しによるととにかく、営業マンは稼ぐ事が出来る環境が整っているとの話しを聞きました。
前職の会社では私は正社員であったため、営業職と言いながらも、会社への報告、内部資料の作成など、事務手続きのための作業が本当に多く、言ってみたら営業に出るための時間が阻害されてしまっているような状態でした。
けれども友人の話しではその生命保険会社はまだまだ日本では後発のためにとにかく新規契約の獲得に注力をしているので、営業マンに対する報酬は素晴らしく良いし、営業を阻害するような体制にはないとの説明を受けたのです。
そのような環境がとても私には魅力的に思え、転職を考えました。
「バイク乗りとうちゃん」さんが転職活動で重要視していたこと
私は長年、生命保険の営業マンという仕事を一貫して行ってきました。
私が転職先を選ぶ際、重要視したのは今まで自分が培ってきた生命保険の営業としてのスキル、ノウハウを100%発揮できる環境である事を重要視していました。
生命保険会社も金融業界にあたるため、最近ではコンプライアンス、コーポレートガバナンスがとても重要視されています。
その動きもある中、多くの生命保険会社は営業職に対して何かと資料、書類の作成を求めるような事務作業がどんどん増えてきています。
結局、そのような事務作業が増えると営業マンは、新規契約を獲得する時間を捻出する事が出来なくなるものです。
ですので、私が転職先を探す際は、営業マンにとって本当に営業がしやすい状況を会社が作り出そうとしているか、そのような雰囲気があるのかという事を重要視していました。
「バイク乗りとうちゃん」さんの転職活動の進め方
転職先を探す際、私の場合は2つのルートがありました。
一つはリクルートエージェントの転職エージェントとヘッドハンティング型のビズリーチの活用です。
転職エージェントは生命保険業界に割と強いもので、実に良い転職案件を紹介してくれる事があります。
転職エージェントの担当者の中には生命保険会社と強いコネクションを持っている人がおり、そういった人にあたるととても魅力的な転職情報を提供してくれます。
また、転職エージェントでは転職の面接の際のポイントを的確に教えてくれる事も魅力です。
もう一つは、私自身の人脈を利用して転職先を探しました。
私は生命保険業界での経験が長いので、それなりに人脈がありますので、そのルートを使って、転職を受け入れてくれる生命保険会社を探しました。
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転職活動状況
- 在職中or退職後:在職中
- 応募社数:10社未満
- 内定社数:3社
- 転職活動開始:2018年10月頃
- 転職活動期間:4ヶ月以内
- 転職先の入社日:2019年2月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
転職をしたいと考える生命保険会社の実態を正確に把握するために情報リサーチしましたが、その情報収集には特に苦労しました。
私は40代後半のため、今後のことを考えると今回の転職が最後かなと思っています。
そう考えると、転職してから、自分の思っていた会社と少し違ったという事は本当に避けたいものです。
そんな事から転職先の会社について、本当に自分にとって営業がしやすい会社なのか細かく調べました。
人事の人に聞いても表面的な事しか言いませんので、私はその会社に勤めている個人的な友人にはたくさん会い、現場の生の声を聞いて歩いたのです。
その情報収集にはかなり時間を要し、苦労しました。
「バイク乗りとうちゃん」さんが転職先を選んだ理由
とにかく転職先の生命保険会社は報酬が良い事が選んだ理由です。
以前勤めていた生命保険会社は正社員でしたので、福利厚生は充実していましたが、完全歩合制と言いつつ、その報酬には少し不満がありました。
実際、生命保険業界で私くらい保険契約を獲得しているのであれば、もっと高い報酬がもらえてもおかしくはないという事を私は知っていました。
そう思ってより高い報酬が期待出来る生命保険会社を探し、今の会社に転職を決めたのです。
転職後の詳細
- 業種:金融・保険系
- 職種:生命保険業
- 従業員規模:1001名~
- 年収:1000万円以上
- 役職:特になし
- 雇用形態:嘱託社員
転職後の業務内容
転職後の業務も前職の生命保険会社と同様に、保険の営業です。
自分が獲得した新規契約の数、収入保険料によって私自身の収入は決まってきます。
また、転職先の生命保険会社では正社員ではなく、嘱託社員というような形態です。
労働時間に特に制限はないので、生命保険の見込み客が求めるのなら、土曜日、日曜日など休日、そして夜遅い時間でも営業に出かけます。
転職後の会社では前職に比べ会社の知名度は低いので、集客力は正直、低いです。
そのため、集客のために私自身が税理士、不動産業者、会計士など、見込み客を紹介してもらえそうなネットワークを個人的に構築し、そのルートを活用していく必要があります。
「バイク乗りとうちゃん」さんの転職は「成功」だった
今回、転職をした事により年収がかなり上がります。
以前の会社での年収は良いところ900万円くらいが頭打ちでしたが、転職後では営業の調子が良いと1,000万円以上は狙えそうなペースです。
生命保険の営業マンにとって自分の頑張りがそのまま年収に反映されるようになるとそれは仕事に対するモチベーションに直結します。
仕事に対するやる気は転職してからますます上がりましたので、今回の転職においては、本当に成功したと思っています。
「バイク乗りとうちゃん」さんの転職を振り返っての感想
転職とは人生の中で大きな転機になると思います。
正直、以前勤めていた生命保険会社も世間一般的な企業と比べて年収はそれほど悪いものではありませんでした。
しかし、その状況に甘んじていては、私自身の成長には繋がらなかったと思います。
私は40代後半で転職をしましたが、人生の中では年齢を考えるとこれが最後の転職になるかもしれません。
ですので、そのタイミングで新しい会社で新しい挑戦が出来る機会を得られた事は私にとってとても大きな人生の転機になったと思います。
転職とは新しい事に挑戦できる良い機会ですので、思い切って行動に移して本当に良かったという思いを強く持っています。
「バイク乗りとうちゃん」さんの今後の目標
今後は年収を上げる事に注力をしたいと考えています。
転職後の会社では年収2,000万円以上、稼いでいる生保の営業マンがたくさんいます。
とりあえず、そう言った営業マンを目指し、若いうちに稼げるだけ稼ぎたいと考えています。
そしてある程度お金が貯まったら、早期にリタイヤしてその後は自分の本当にしたい趣味などの分野で残りの人生を生きていきたいと思います。
そのためであれば、今は体力が続くかぎり、生命保険の営業に注力していくつもりです。
「バイク乗りとうちゃん」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
転職活動は勢いだけでしては絶対にダメですね。
転職先の企業について、きちんと情報を集めましょう。
私の経験では人事などの人に会社の本当のところを聞いても教えてくれない事があります。
その時はその会社に勤めている知人などを探して現場の生の声を聞くべきです。
転職において最悪のケースはその会社が自分の思っていた所と違うという事ですぐにやめてしまう事です。
そしてそうして会社を辞めてしまうと、次に勤める会社も長く続かないという事があります。
そういう転職を繰り返すと自分自身にとってなんらキャリアアップになりません。