愛知県にお住いの30代男性「ころころりんりん」さんの「3回目の転職」で「ちょっと成功」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「ころころりんりん」さんが前職を選んだ理由
たまたま地元で経理のお仕事の空きがあったため応募しました。
スキルがやや不足していたかなとは思いましたが、面接のときに説明した今までの経験や今後の自分がこうなりたい、というビジョンが評価されたようで、後日採用に至りました。
ビジョンとしては、ひとつの仕事だけで満足しないように、経理以外の仕事もチャレンジするという気持ちを持っていろんなことに取り組み、お客様の役に立つようなこともしたいという内容です。
前職の詳細
- 業種:IT・通信系
- 職種:経理事務
- 従業員規模:11~100名
- 年収:300万円~400万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:契約社員
前職の業務内容
経理事務という形ではありましたが、実際に経理のことは先輩に言われるまま「このエクセル直しておいて」とか「これやっておいて」とか「計算合ってるか確認して」など指示を受けたものをこなしていくことが多かったです。
また「パソコン詳しいんだよね?これ見てもらっていい?」という経理以外の仕事のほうが逆に多かったような気がしています。
実際に経理の仕事も月の締め処理のときとかは残業もしていました。
「ころころりんりん」さんの転職のきっかけ
職場の風通しや人間関係だったりが一番のきっかけです。
前職も現職も平日勤務の会社なので、平日5日間の長い時間を同じ空間で過ごす人というのはやはり大事だと思っています。
愚痴や人の悪口、仲が悪い人間関係のところで長く働くのは、周りからしてもあまりいいものではないので、転職を考えるきっかけになりました。
今の職場は社長も含めてわりかしフランクなので、言いたいことを言ったり逆に言われたりもして、個人的には気が楽です。
あまりしがらみがなく、定時後の飲み会とかも強制参加させられないので助かりますね。
「ころころりんりん」さんが転職活動で重要視していたこと
その職場の人間関係と、社是(目的とかゴールとか)をどう今の仕事につなげて、「これからどうしていこうとしているのか?」を質問するようにしています。
同じ船に乗る仲間・チームなので、転覆してもらっては困りますので将来性だったり、その船が壊れないようにしっかり確認するのが大事かなと思っています。
もちろん、入社する前から完璧とはいかないまでも、その予防や用心はいくらしておくにしても越したことはないと思うのです。
なので、聞きたいことはすべて面接で聞いたうえで自分も納得して転職をしたつもりでいます。
「ころころりんりん」さんの転職活動の進め方
使えるものは何でも使いました。
無料で利用できますので、リクルートエージェントやマイナビエージェントなどの転職エージェントやリクナビNEXTなどの求人サイト、成果報酬系のエージェントやサイトも登録しました。
複数の内定を頂いても実際に入れるのは1社だけですし、今のご時世は複数の方に内定出す企業も数多くあると思うので、複数の中からこちらが「ここの会社と一生添い遂げたい」みたいな会社に入れるのが一番だと思います。
※もちろん入ったあとでの印象が違う場合もありますが
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転職活動状況
- 在職中or退職後:在職中
- 応募社数:10社~20社未満
- 内定社数:2社
- 転職活動期間:3ヶ月以内
- 転職先の入社日:2017年1月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
苦労したことは、面接のスケジュール調整が意外と大変でした。
交通費は支給はされないので、地域が同じ会社はなるべく同じ日に面接や試験をこなすことで、交通費を浮かせたり時間調整したりなどです。
また、どの会社にどんなことを聞いてどんな答えをもらったか、などエクセルなど分かりやすいようにまとめておいたほうが楽だなと途中で気づきました。
2回面接がある会社がほとんどなので、余程ないケースですけど1回目と質問が同じだったりそういう恥ずかしいことがないようには努力しました。
「ころころりんりん」さんが転職先を選んだ理由
会社の風通しのよさと、その会社に入ったら「何が出来るか」と「何をしてもらいたいか」などの今後の展望がはっきりと示されていたことです。
朝出社するまで今日何をするのかが分からないよりも、「今後こういうことをするんだ」なら、今からどんな準備をしたらいいかなどの時間や心の準備が取れるかでは、モチベーションも含めて色々違うと思ってます。
小さい会社ですが、その分だけ社長とも直接話をすることも出来て、改善点や要望なども上げやすいのでそこはいいなと思ってます。
転職後の詳細
- 業種:IT・通信系
- 職種:カスタマーサポート
- 従業員規模:101~1000名
- 年収:300万円~400万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
転職後の業務内容
カスタマーサポート、という意味では前職のように「パソコン詳しいならこれ教えて」と言われたことを相手のために調べたり、その問題を解決するので同じです。
違うところは、それをメインとして行うかどうかという点になります。
そこも相手が「どうしたらそのシステムやパソコンとかが使いやすくなるだろうか」ということを考えて、先を読んで「こうしておきましょうか?」と提案したりしています。
逆にこちらから「こういう設定も出来ますよ」と教えてあげて喜ばれることも出来て、感謝されることもたまにあります。
「ころころりんりん」さんの転職は「ちょっと成功」だった
入ったときほどの高揚感はあまりないものの、それなりに自分の希望が通った仕事内容である点と、人間関係も良い点がその理由です。
もちろん今後の事情はあるので、現時点の状況としかいえませんし、中小企業なので今後の景気にも左右される可能性はあります。
あとは自分が「今後どうしたいか」と「どうするか」によってこの答えも今後変わる可能性もあると思っています。
なので、自分が「転職してよかった」と思えるよう、社内での行動を取っていきたいとも思っています。
「ころころりんりん」さんの転職を振り返っての感想
転職活動そのものにエネルギーを使いますし、書類をそろえたり、現職に説明したりなどは結構大変なので、あまりやりたくはないというのが本音です。
そもそも転職するのには理由があるので、現職ではその問題が解決しないのかを考えたり、他の人に言われたりなどするとかなりの労力を使うのが転職だなとしみじみ思います。
今後は人手不足と言われていますが、転職そのものに労力がかかるのは変わらないと思います。
あとは「自分自身が自分の人生をどうしたいのか」にかかってきてるのかなとも思います。
「ころころりんりん」さんの今後の目標
最終的には人の役に立つようなお仕事がしたいという目標はあります。
金銭的にも今のようにかつつかつではなくて、余裕を持って食事したり趣味にまわしたりなどもしていきたいです。
仕事以外にもやりがいを持って生涯持ち続けていたいとも思いますし、生涯死ぬ寸前まで現役でもいたいと思います。
年金が危ないのもありますが、人とかかわることが好きだったりするので、なるべく社会に出て人と多く関わって生きていたいと思います。
「ころころりんりん」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
不採用のお祈りメールとかが来ても焦らなくていい徒もいます。
どうせ1社しか入社したり在籍したりは出来ないですから、その会社とはそれっきりの縁だと思っていいと思います。
恋愛と同じと考えればどうでしょう。
じっくり自分やその会社と向き合ってみて、「ここならいいかなー」と思えるところにとりあえず入ってみて、うしてもダメならまた転職する。
時代は昔と変わったので、自分のやりたいことをたくさんやれる人生を送りましょう。
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