秋田県にお住いの20代男性「narumin」さんの「2回目の転職」で「ちょっと失敗」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「narumin」さんが前職を選んだ理由
太陽光発電やオール電化といったエコ商材を広く一般家庭に普及させ、家庭の助けになる仕事が出来たらなと思って選びました。
また、福利厚生もよさそうだったからです。
営業職という事もあり、月に3件以上契約を勝ち取ることが出来たらインセンティブで稼げる割合も多かったですし、一日3時間しか働かなくてもいいという勤務体系もよかったです。
基本的には一人で自分のペースで稼働することが出来るという面も、気楽にやれるので良かったと思います。
前職の詳細
- 業種:小売業
- 職種:営業(アポインター)
- 従業員規模:11~100名
- 年収:300万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
- 在籍期間:2年未満
前職の業務内容
基本的には秋田県内の各家庭を訪問し、エコ商材の案内をしてアポイントを取ってくるまでが仕事でした。
平日の出社は基本的に午後からで、簡単な会議から始まります。
基本的には現場で困った事が無いか等の確認をしてその後、マニュアルの練習をしてから、社用車で決められたテリトリーに向かいます。
小休憩をはさんだ後、平日は3時間土日は5.5時間、個人宅を巡って興味のある人を探します。
その後帰社して、今日の反省点などを日報に書いて終了となります。
「narumin」さんの転職のきっかけ
無理難題な昇給の条件に加えて、1ヶ月に1本契約を取らなければ自主退社を促されるというひどい条件が蔓延していたため、このままここの会社に居ても捨て駒としてしか使われず、未来が見えてこなかったからです。
昇給額は大きく、1ヶ月ごとにそのチャンスが訪れるのですが、概ね運に極ぶりした内容で1か月は成し遂げられても、それを継続していく事は難しく、1ヶ月でも達成できなければ元の給料にまで下がってしまい下手をするとそれ以下まで下がる危険性もあり、やばい会社だと思いました。
「narumin」さんが転職活動で重要視していたこと
私は地味な作業でも、コツコツとやって着実に成果を出すことが好きだったので事務系の仕事をメインに探していました。
実際に飛び込みの営業職を経験して、私には押し売りまがいの事は出来ないのだと自分の適性を見つめ返すことがました。
前職の基本給は12万、年間休日は80日以下という劣悪な環境だったので、それよりも少しでもいいところ、せめて隔週で週休二日制のところを中心に探しました。
また、旅行に行く事も好きなので、有給もしっかり使えるか重視しました。
「narumin」さんの転職活動の進め方
自分で調べた中で一番よさそうな転職サイトのリクナビNEXTと、ハローワークを併用して仕事を探していました。
平日は基本的に午後から出社だったので、午前中はハローワークに行き気になった仕事があったら話を聞き応募するようにしていました。
仕事時間中も決められたテリトリーで一人で投げ出されるので、近くの公園やスーパーに身を隠してスマホで求人情報を探していました。
同期も転職を考えていたようなので、近くのテリトリーに配置されたときは一緒になって情報共有してました。
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転職活動状況
- 在職中or退職後:在職中
- 応募社数:10社未満
- 内定社数:1社
- 転職活動開始:2018年11月頃
- 転職活動期間:4ヶ月以内
- 転職先の入社日:2019年4月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
1社目2社目と比較的早くに辞めてしまった事が面接でよく言われ、忍耐力が無いのではと言われることが多く辛かったです。
また一社目はそこそこ大きな企業だったため、もったいないとかなんだかんだ言われることも多く、面接の段階でこれはダメだなと思わされることも多く気苦労しました。
そのため、なぜ辞めたのかをいかにポジティブに上手く伝えるか理由づくりを工夫しました。ネガティブな言い回しをポジティブな言い回しにするため、スマホなどで語彙も検索していました。
「narumin」さんが転職先を選んだ理由
外国人芸能人の日本での活動の支援という非常に珍しい業種に興味を惹かれてどんなものなのか気になったために話を聞いてみる事にしました。
結果、パブなどに外国人ダンサーなどを働かせるための手続きをする会社だと知り更に興味を持ちました。
仕事の割に、田舎の割には基本給が高くて残業もほとんどなく土日祝日も基本的には休みだと聞いて有給もしっかりと使えるという点にも魅力を感じました。
面接してくれた人も優しそうで続けていけそうだったこともポイントでした。
転職後の詳細
- 業種:外国人支援事業
- 職種:事務
- 従業員規模:~10名
- 年収:300万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
転職後の業務内容
外国人芸能人が日本で働くことが出来る様に、必要書類を作成してそれを入国管理局に持って行って承認を得るというのが主な仕事内容です。
また、新規のお店を開店する場合にはそれに必要な書類を別に作成して提出するという作業もあります。芸能人が入国する際には成田空港まで行き、全員と合流し秋田行きの飛行機にしっかりと乗せるという仕事もあります。
ここで逃げられてしまったら大きな問題となってしまうので、一番気の抜けない作業です。
「narumin」さんの転職は「ちょっと失敗」だった
私が入社する少し前に代表取締役が交代してしまって方針やらが少し変わってしまったためです。
新しい代表は税金やらそういった経費は払わなくてもいいと考えるタイプで延滞は当たり前しまいには滞納し払う気はおそらくないという状況です。
また店の管理も雑であり、警察や入国管理局の調査が入ったら一発で営業停止になってしまうようなずさんな管理でいつ倒産してもおかしくないという状況です。
ここに関してはなかなか事前に知る事は出来ないので痛かったです。
「narumin」さんの転職を振り返っての感想
転職回数が多い事は基本的には不利になってしまうのだなと思いました。
いかに正当な理由を考えて上手く練っても頭の固い人たちには理解してもらえず、面接序盤にして無理だと察せられることが多かったです。
それでも中には理解してくれるいい会社もあるので、テキトーに練らずしっかりとした理由を考えて面接に挑めたことは良かったと思います。
ただ会社を決めるのは早すぎたかもしれません。
もう少し別の会社の面接を受けて、それからでも遅くは無かったと思いました。
「narumin」さんの今後の目標
仕事内容は楽で割と暇な仕事なので、隙間時間を利用して副業などをしていければと思います。
仮にそちらで安定しそうならそちらに身をうずめますし、出来なさそうならば副業を軸にして改めて転職活動を再開しようかと思います。
クラウドワークスを副業としているのですが、これからは単価の高い仕事にも応募していき、稼ぎを増やしていければと思います。
今の会社は土日休みなので、資金を溜め必要ならば土日にバイトもして転職に必要な資金を溜めたいです。
「narumin」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
世間で言われているほど福利厚生に対する質問をしても、怪訝な顔はされないので分からない事気になることはしっかりと聞いて不安は払しょくする事が大切だと思います。
また、平日勤務の人は気軽にハローワークに行くことが出来ないので、ハロワのインターネット求人検索で絞り込んで、1日だけ休みをもらって狙い撃ちするといった事も重要となって来そうです。
年20万までなら副業で稼いでも申告の必要が無いみたいなので、それを目安にバイトなどこっそりしてみてもいいかもしれません。