秋田県にお住いの30代女性「familove」さんの「9回目の転職」で「ちょっと成功」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「familove」さんが前職を選んだ理由
もともとセラピストという仕事をしていたのですが、セラピストという仕事は「業務委託」というカタチが多く、顧客がついてくればきっと雇われよりも稼げるとは思いますが、はじめのうちは一日誰も施術しないとゼロの状態です。
子どもがいて時間もあまりないので短期勝負となるとなかなか厳しいので諦めていたところ、時給でそれなりにもらえるという職場で、秋田では有名なホテルに入っていたので安心感もあり、職場として選びました。
前職の詳細
- 業種:サービス系
- 職種:ブライダルエステ
- 従業員規模:~10名
- 年収:300万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:アルバイト・パート
- 在籍期間:6ヵ月未満
前職の業務内容
ホテルの中ということもあり、ホテル内でのブライダルのお客様へのエステや、着付け、メイクなどが中心でした。
前撮りのお客様についていって、カメラマンの助手というようなお仕事もありました。
ホテルで働いているいろんな方々と連携をして一つの結婚式を作り上げていくといったこともありました。
ブライダルは決して一人でできる仕事ではないのでいろんな人の力で新郎、新婦様を支えていく素晴らしい仕事でとても大変な仕事だなと感じました。
「familove」さんの転職のきっかけ
やってみたい仕事だったので、前職も飲食でそれなりのポディションを任せられていたのですが、辞めて転職はしてみたものの、「昔」が蔓延っている職場で「新しいもの」を受け入れない空気がありとてもやりづらい職場でした。
あげくに、月一回とかしか雇えないと言われ(やめてくれとは言えないので)自分から自らといった形でやめる形となりました。
3日後に辞め、最後の給料も未払い、請求しても「確認します」といって2週間以上音沙汰がなかったので法務局までいったなんてことも今では思い出です。
「familove」さんが転職活動で重要視していたこと
まずは、人間関係。どんなに仕事が大変でも会社の空気がよければ頑張れるのではないかと思ったからです。
しかし、こればかりは働いてみないと分からないので、まずは今まで働いたことのある職種で家からあまり遠くないことです。
そして、年末年始はそれなりに休みがあり、ゆっくりできることなどを重要視して探しました。
それと、毎回毎回求人がでていないところ。入れ替わりが多いと何か内部であるのではないかなと思ってしまうので、毎日のように求人広告を見ていました。
「familove」さんの転職活動の進め方
今はネット社会なので、パソコンやスマホでバイトルやフロム・エー ナビなどの求人サイトを時間があれば検索をしていました。
いつ、どこで自分に合う求人が出るか分からないので、子どもたちを寝せた後など常に見ていました。
後は、ハローワークなどに行って、自分に合うものを調べてもらったりしました。
今までの体験などを「大変だったんだね」と聞いてくれる相談員さんがいてとても心強かったです。
ハローワークはあまり親身に相談に乗ってくれるイメージがなかったのですが、中には合う方もいらっしゃるんだなと学びました。
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転職活動状況
- 在職中or退職後:退職後
- 応募社数:10社未満
- 内定社数:2社
- 転職活動開始:2018年1月頃
- 転職活動期間:1ヶ月以内
- 転職先の入社日:2019年4月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
酷い職場を経験すると、また次に何かあるのではないかと思って、なかなか次に進むことができなかったのが一番大変でした。
私の周りは比較的同じ職場に長くいる方が多いので、「なんで私だけこんなに転職しているんだろう」と自分を責めたこともありました。
でも一番は、就職したからしばらくはやめられない。と自分で勝手に決めていたことです。
合う合わないはあるのだから、もしだめなら次を探そうという風に考えるようになってから、ようやく新しい一歩を踏み出せるようになりました。
「familove」さんが転職先を選んだ理由
前職のブライダルは、繁忙期、閑散期がとても波があり、忙しいときは必要とされ、閑散期になると月一回も挙式がないこともあり、月一回も仕事に呼んでもらえないこともあり収入にばらつきがあり安定が全くなかったので、ある程度安定して収入が見込めるところがいいなと思い選びました。
飲食も繁忙期、閑散期ありますが、ブライダルほど酷くはないので助かっています。
そして、家からも近いので、雪国としては歩いていける範囲に職場があることもありがたい事です。
転職後の詳細
- 業種:サービス系
- 職種:カフェスタッフ
- 従業員規模:11~100名
- 年収:300万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:アルバイト・パート
転職後の業務内容
飲食全般で、カフェは、普通のレストランと違って、接客とキッチンといった様に明確に分かれていないで働くポディションがかなり重要になってくるので、お客様の接客から電話対応、レジ業務、下げ、ケーキ・パフェ作り、ドリンク作りとありとあらゆる仕事があります。
忙しくなると、洗い場に回ったり、窓ふきやお店の周りの掃除などたくさんやることがあります。
手が空いているときは、買い出しに行ったりすることがあり、できないことがほとんどなくなるくらい仕事はたくさんあります。
「familove」さんの転職は「ちょっと成功」だった
今まで経験してきた職種なので、だいたい仕事のやり方などが分かるので、慣れるまでにそこまで時間はかかりませんでした。
家からも近いし、子どもたちのことをやってから仕事にいけるのでそこはありがたいです。
忙しくなくても、早く帰ってくれといったこともないのでそれなりの収入が見込めるのも嬉しいです。
しかし、本職はセラピストなので、セラピストとしてもっと腕を磨きたいな~と思ってしまうこともあります。
無いものねだりではなく、今あるものに感謝していきたいと思っています。
「familove」さんの転職を振り返っての感想
新しい一歩を踏み出せてよかったなと思います。
そのときに踏みとどまって動かなければ、嫌な思い出ばかりがよみがえりなかなかそこから脱出することができなかったからです。
行動しなければ何も始まらないことを改めて実感しました。
きっとあの時の辛い職場の想いでがあるからこそ今が幸せと思えるのかなとも考えるとそのときは辛かったですが、後が辛くなるよりも先が辛かった方が人間は幸せなのではないかなと思いました。
今になってみてはですが、、。
「familove」さんの今後の目標
こどもが小さいうちはとりあえずはこのままの生活でいいかなとは思っています。
子どもが大きくなって手がかからなくなってきたら、やはり本職のセラピストという仕事でもう一度どこかで働けたらいいなと考えています。
それか、誰かに雇われて不満をいっているのではなく、一度自分でやってみるというのも経験としてはいいなかなと思っています。
雇われる側から雇う側になったときに今まで見てきたものとまた違うものがみえてくるかもしれないからです。
「familove」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
まずは一歩を踏み出してみることだと思います。
その一歩って人がいうほど自分にとってはそう簡単ではないものです。
それでも動いていないとなにも始まらないし、ストレスばっかり溜めて楽しくない人生になってしまってはせっかくの人生がもったいないと思うからです。
今の時代は頭でっかちになりがちですが、人間本来の「直観で動く」ことも大切なのではないかと思うからです。
まずは、自分で動いると、そこから何かが始まるかもしれませんから。