京都府にお住いの20代女性「ぽんた」さんの「1回目の転職」で「ちょっと成功」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「ぽんた」さんが前職を選んだ理由
学生時代に飲食店でアルバイトをしていた際、人と接しながら働くことが楽しいと感じていたのが一番の理由です。
オフィスワークで一日中じっとしていることに自信がなく、就職先も何を選べばいいのか、自分が何をしたいのか迷っていた状態だったため、これまでに経験をしてきた分野でとりあえずやりたいことを探してみようと思っていました。
たくさんある飲食店の中で軽い気持ちで選んでいたため、正社員という選択肢は選びませんでした。
前職の詳細
- 業種:サービス系
- 職種:給仕係
- 従業員規模:11~100名
- 年収:300万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:アルバイト・パート
- 在籍期間:5年未満
前職の業務内容
いわゆる飲食店のウェイトレスでした。
注文を受け、出来上がれば給仕するといった比較的単純な仕事でした。
立場上何か問題が起きると表には出ることがなかったのですが、慣れ具合から正社員と同じような働き方をすることもありました。
基本的には昼間の出勤、たまに夜の出勤があり、閉店作業時、レジ締めまですることもありました。
飲食店ですが、調理をすることはほぼなく、たまに盛り付けなど簡単な作業を行うことはありました。
「ぽんた」さんの転職のきっかけ
一番のきっかけは、給与面・休日面・将来性です。
自分は女性のため、飲食店アルバイトは正直何歳になっても就くことができると思っていました。
若く体力があるうちに、一般企業へ勤めて社会人経験を積むべきだと考えたからです。
また、給与面で働いていくうちに友人たちとの差に焦りを感じたためです。
ボーナスという差はとても大きく、羨ましいといつも思っていました。
休日も予定が合わないことが多く、一般的にはやはり土日休みが多かったためです。
「ぽんた」さんが転職活動で重要視していたこと
将来性がある会社・人と接することができる会社・給与がある程度しっかりともらえる会社・休日が固定の会社です。
まず、たくさんある企業のなかで、今後衰退していくであろう会社は避けたいと思っていました。
ボーナスもはじめしかもらえなかったという話も聞いたことがあったためです。
次に人と接する会社は前職からの継続で希望していたためです。
そして、給与・休日がしっかりと固定になっているという面では前職で不満に思っていた部分なので優先しようと思っていました。
「ぽんた」さんの転職活動の進め方
前職で働きつつ、空いた時間を利用してエン転職やリクナビNEXTなどの転職サイトに登録し、どんな企業があるのか一通り調べていました。
また、自分の希望する働き方でインターネット検索をするなど、膨大な情報を時間をかけて探してみました。
時間に追われてはなかったので、気長に探していこうという気持ちで行っていました。
一般企業に勤めている友人からの話も参考にしていました。
企業によって業務内容や勤務体系などはいろいろですが、何人かに話を聞くことによって比較することができました。
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転職活動状況
- 在職中or退職後:在職中
- 応募社数:10社未満
- 内定社数:1社
- 転職活動開始:2018年1月頃
- 転職活動期間:7ヶ月以上
- 転職先の入社日:2019年2月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
絶対にこの業界がいいというのがなかったため、たくさんある中から応募するのはとても迷いました。
人と接する仕事がいいといってもどの仕事に就くにも大概それはついてきますので、そんな中で考えたのは”どんな世代の人と接したいか”でした。
同世代が仕事相手になるとすると自分は話すのが得意かどうか、逆に高齢者相手の方が性格上話しやすいのではないかという点に気づき福祉業界に絞って転職活動を進めることができたような気がします。
「ぽんた」さんが転職先を選んだ理由
前職で培った接客力、人とのかかわりを生かしたくてBtoCの仕事を選びました。
やはりオフィスワークで一日中座りっぱなし、電話対応などは好まなかったため、職種は営業職を希望しました。
前職では給与面で不満があったため、正社員として一般企業に勤めることを選びました。
また、シフト制でなく勤務時間が決まっている・休日も固定をいう部分に惹かれました。
これまでは友人たちとなかなか予定を合わせることができなかったためよかったと思います。
転職後の詳細
- 業種:サービス系
- 職種:営業
- 従業員規模:101~1000名
- 年収:300万円~400万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
転職後の業務内容
福祉用具のレンタル・販売業で、主にケアマネージャーへの営業をかけます。
実際に福祉用具を利用するのは高齢者の方々ですが、そちらには直接営業をかけるのではなく、ケアマネージャーからの紹介で利用してもらうという形になります。
いろいろな取扱いメーカーの商材を提案し、ケアマネージャーの担当する利用者で適合する方がいないかどうかこまめに確認をとりに伺います。
紹介をいただければ実際に利用者宅へ伺い、実際に使用してもらうという流れです。
「ぽんた」さんの転職は「ちょっと成功」だった
仕事内容としては、自分の希望通りであり、どちらかというと向いているものに決めることができたと感じます。
まだ転職して間もないですがその実感はあるためです。
しかし、業界の特性上給与面は他の業界よりは水準が低く、なかなか納得のいくものではないということに入社後気づきました。
実際に先輩社員の様子を見ていたり、話しを聞いているとそうなんだな、と納得させられます。
将来性と社会貢献性のある業界ではありますが、結局は賃金の面は切っては切れないものがあると感じました。
「ぽんた」さんの転職を振り返っての感想
転職活動をしたことに結果的には後悔はしていません。
自分の納得いく結果が得られたと思います。自分の希望していた給与面・休日など譲れない部分は転職によって解決することができました。
ないものねだりの精神はあるので、転職先でも不満はいくらでも出てきますが、しばらくはこういうものだと思って取り組んでいこうと思います。
しかし、とにかく今まで通りに働きながら転職活動も同時進行で行うというのはとてもしんどかったです。
できることならもうしたくないと思いました。
「ぽんた」さんの今後の目標
とりあえずは今就いている仕事に精一杯取組み、一人前になるまで様子をみようと思います。
テレビなどを見ていると羨ましくなるような企業はたくさん特集などで組まれていますが、自分には自分に合ったものがあると信じ働くべきと思いました。
営業職は初めてなので、会社内での売り上げ実績を誰よりも伸ばすという目標をもっていきたいと考えています。
同時に社会貢献として高齢者のみなさんからありがとうと言ってもらえるような営業マンを目指します。
「ぽんた」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
仕事をしながらの転職活動は正直とてもしんどいです。
空いた時間のみでする、という軽い気持ちでやっていてもなかなか進まなかったのも事実です。
ダラダラやっていくと途中で諦めたくもなるし、どの仕事を希望しているのかもわからなくなってきます。
転職サイトは便利ですが、ダラダラにつなげてしまうので思い切った行動力は¥が必要です。
決めた時間内でぱっと進めることをお勧めします。
わたしは結果は納得できましたが、ある意味失敗例です。