長野県にお住いの20代女性「ゆーやん」さんの「2回目の転職」で「ちょっと成功」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「ゆーやん」さんが前職を選んだ理由
医療事務の資格を取ったので学んだことを活かせて同じ業種で長く働きたかったため前職を選びました。
新卒で入った会社は俗に言うブラック企業だったので、残業ばかりでとても忙しくて体力的に続かなかったので、デスクワークの仕事を希望していたこともあります。
また、親が医療事務の資格を勧めてきたこともあり、この資格を取って専門的な知識を付ければ長く働いていかれるだろうと、転職した当時は思っていたので前職を選びました。
前職の詳細
- 業種:医療系
- 職種:医療事務
- 従業員規模:101~1000名
- 年収:300万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
- 在籍期間:3年未満
前職の業務内容
主な業務内容は、月初の診療報酬明細書の作成です。こちらは訪問看護ステーションの利用者120枚分の明細書をパソコンのシステムで作成していきます。
また、一ヶ月の利用料の請求書、領収書を作成し、利用料の支払いが滞っている利用者に対しては督促状を出したり電話で連絡をしていました。
また、日々の業務では利用者の管理やカルテ作成、書類整理、ワードやエクセルを利用した資料作成、事業所にかかってくる電話対応などを行なっていました。
「ゆーやん」さんの転職のきっかけ
前職では医療事務職を務めていましたが、このまま同じ仕事を続けていても自分のキャリアが上がらないと考えて転職を決意しました。
あくまでも事務職なので看護師の意見に従うことはできないというのも性格上ストレスを感じていたので、自分のスキルが上がる仕事をしたいと考えてヘルプデスクに転職を考え出しました。
また、パソコンの知識はついていて損はないので、ヘルプデスクの業務に就くことで自身の知識を更に向上されることができると考えたからです。
「ゆーやん」さんが転職活動で重要視していたこと
今の生活を維持することを最重視していました。
私は一人暮らしをしていますが、現状を維持できないほどお給料が下がってしまうことを防ぎたかったので、月給面はそれなりに重視をしていました。
結果的に言うと以前のお給料よりもわずかばかり上がるので良かったと思っています。
また、地方に住んでいるので電車でのアクセスが良いことも重視するポイントになりました。
現在の職場は中心駅から近いのでアクセスが非常に良いことも決め手でした。
「ゆーやん」さんの転職活動の進め方
最初は転職エージェントを利用していました。
主にリクルートエージェントとマイナビエージェントを利用していましたが、キャリアがある人と首都圏に住んでいる人向けの求人しか紹介されず、地方に住んでいる私に取っては合わないと感じました。
そのため、途中からは並行して地元の求人誌から探していました。
結果的には、地元の求人誌に現在の職場が掲載されていたので、そこから書類選考と面接に進んで転職につなげることができました。
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転職活動状況
- 在職中or退職後:在職中
- 応募社数:10社未満
- 内定社数:1社
- 転職活動開始:2018年11月頃
- 転職活動期間:4ヶ月以内
- 転職先の入社日:2019年4月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
なかなか良い求人に出会えなかったことと、応募してもご縁がないのが続いたことです。
当初は家から遠い医療事務の求人を中心に探していたのですが条件に合わずお祈りメールをもらうばかりでした。
そこで、転職の軸を変えて本当にやりたい仕事を考えるようになりました。
その上でヘルプデスクの仕事に興味を持ち、最終的には転職が決まったのでよかったです。
医療事務にこだわっていた時期もありましたが、シフトチェンジをすることも大事だと感じました。
「ゆーやん」さんが転職先を選んだ理由
前職でパソコンを使って仕事をしているうちに、ヘルプデスクの仕事を知り興味を持ったからです。前職では専門的な知識は身についたものの、それだけでは長く働くことが難しいことを知りました。
そのため、より専門的な知識を身につけるために法律系の出版社に転職をすることができました。
法律の知識は経験者が圧倒的有利な世界であるため、定年を過ぎても働いていることが当たり前です。
私も先輩方と同様に知識を身に付けたいと思ったからです。
転職後の詳細
- 業種:マスコミ系
- 職種:ヘルプデスク
- 従業員規模:101~1000名
- 年収:300万円~400万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
転職後の業務内容
自社が自治体に提供している条例の改正システムのヘルプデスクを行なっています。
主な業務内容は、自治体からのシステム操作方法や条例の内容に関する電話、メールでの照会に対する回答です。
また、法律を自社システムに取り入れる業務や校正業務も行っています。
更に、お客様のご要望に合わせて例規の編集を行うことや、一部改正の改め文の確認やご提案をしています。
パソコンの操作やWord、Excelを用いた表の作成方法なども聞かれます。
「ゆーやん」さんの転職は「ちょっと成功」だった
まだ3ヶ月目なので仕事のことがつかめておらず、必ずしも成功だとは考えていないからです。
ヘルプデスクの仕事はシステムの操作に関する照会が主だと思っていたところ、意外にもパソコンの仕組みや条例の内容に関する知識を求められる仕事だと知りました。
私はまだ知識が乏しいので完璧に1人では回答ができず、先輩に支えてもらっています。
そのため、もう少し知識をつけた上で転職が最高だったかが見えてくるのではないかと考えています。
「ゆーやん」さんの転職を振り返っての感想
転職が上手くいかずに相当悩みましたが、結果的にはジョブチェンジをしてよかったと思っています。
なぜなら自分を活かす仕事に就けたからです。
医療事務の仕事は看護師の指示に従うことで仕事を進めていましたが、自分の意見を言うことは許されない環境でした。
その経験があったので、今の仕事は自分で成長をしていけることが嬉しく思います。
もちろん、その上では先輩方のアドバイスをしっかり汲み取ることが大切なので、新卒になったつもりで頑張っていきたいです。
「ゆーやん」さんの今後の目標
まずは一日も早く独り立ちをすることです。
仕事上、全ての照会に対して1人で回答をすることは難しいため、専門職の知識を共有していきます。
しかし、簡単な操作の紹介であれば1人で回答することが求められるので、即戦力になれるように頑張っていきたいと思います。
その他は、いつ後輩ができても良いように準備をしていきたいです。
そのためには、先輩方の知識を吸収してお客様にわかりやすく回答ができるヘルプデスクを目指したいです。
「ゆーやん」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
転職は今の状況を変えることができるチャンスなので積極的に行うことが良いと思います。
しかし、在職中に行うと活動が上手くいかなくても本職を全うしなければならないので、相当メンタルが重くなります。
転職活動がボロボロでも、普段の仕事では何事もないように振る舞うのが私はきつかったです。
そのため、休みの日には適度に息抜きをしましょう。
案外趣味の中に気になる仕事が見つかるかもしれないので、職種の知識は広げておくと良いと思います。