ワークポートは、もともとはIT業界に完全特化した転職エージェントでした。
現在もIT業界に強みを持っている状況は変わりませんが、営業・マーケティングといった分野を中心に、IT系に限定されない案件の取り扱いが増えており、「ITにつよい総合転職エージェント」へ脱皮を図ろうとしています。
今回はワークポートの特徴と評判についてまとめました。
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目次
ワークポートとは
ワークポートとは、株式会社ワークポートが運営する、2003年より転職サービスを提供している転職エージェントです。
もともとは、特化型のIT、WEB、ゲーム業界に強い転職エージェントでしたが、サービスの拡大によって幅広い求人を取り扱う「総合型の転職支援サービス」として展開しています。
【公式サイト】https://www.workport.co.jp/
ワークポートの3つの特徴
まずは、ワークポートの特徴を以下にて3つのポイントにまとめました。
IT業界に強いが「完全特化」ではない転職エージェント
元々IT特化型の転職エージェントだったこともあり、エンジニア系の職やWeb・ソーシャルゲーム関連と、IT関連職種には引き続き強みを持っています。
コンサルタントも元エンジニアなどITに素養ある方が多いです。
一方で2014年ごろからIT以外の幅広い業種の案件取り扱いを開始し、徐々に総合転職エージェントへと変化しつつあります。
地方の求人案件もカバー
ワークポートは他の特化型転職エージェントと異なり、地方での転職にも力を入れております。
北は仙台、西は福岡まで各地に拠点があるため、首都圏以外の転職サポートもしっかりと対応してくれます。
特に業界特化型となると首都圏に集中しがちですので、地方転職検討者やそもそも地方に在住している方にとっては、ワークポートはありがたい存在です。
独自の転職サポート展開
ワークポートはいくつかの独自性高い転職サポート機能やツールを配備しております。
まず転職コンサルタントは「コンシェルジュ」と呼ばれ、ITを中心に転職に知見のある専門家集団が一人一人の転職をしっかりとサポートしてくれます。
その他、eコンシェルジュという機能が配置されております。
こちらは選考の進捗状況やスケジュール、案件紹介やセミナー情報など転職活動において素早く確認したい事項についてまとめられている機能です。
また、ワークポートでは定期的に転職セミナーを開催しております。
転職活動開始の入口や、転職を成功させるためのノウハウを、セミナー形式で多くの転職検討者に周知しています。
【公式サイト】https://www.workport.co.jp/
ワークポートが強い業種・職種
続いて、ワークポートが強みを発揮する業種・職種などを紹介します。
IT関連職種
元々の特化業種であるIT業界には引き続き強みを発揮します。
特にクリエイティブ職種、ゲーム関連職種に深い見識を持つコンシェルジュが多く在籍していて、的確かつきめ細かいサポートと積極的な案件紹介が期待できます。
マーケティング関連職種
足元では総合型エージェントに転換しつつあるワークポートですが、IT以外ではマーケティング関連の職種に強みを持っています。
これはもともITを活用したデジタルマーケティングから派生する形で、マーケティング関連の取り扱いを増やしていったことが背景にあります。
【公式サイト】https://www.workport.co.jp/
ワークポートの評判
IT特化型と総合型エージェントの特徴を併せ持つワークポートには、ポジティブな意見が多いですが、様々な意見が見られましたので、ここで紹介します。
ポジティブな評判
ワークポートでは、やはりIT系に強いとの評判が多く見られました。
IT系職種については、紹介案件も豊富ですし、コンシェルジュによるサポートも充実しておりかつ的確であると好評です。
また、コンシェルジュの対応の速さや、独自ツールであるeコンシェルジュの使い勝手の良さについても好意的な意見が多く見られました。
いまはまだ「ITに偏っている」との評判
人によりポジティブかネガティブか分かれる評価として、「まだまだIT特化型に近い」との評判も見られました。
今はまだIT関連職種の取り扱いが多く、それ以外の求人は発展途上であるという意見です。
これはIT系を希望する方にはポジティブでもあり、総合系としてのサービスを期待していた方にはネガティブといえるポイントです。
ネガティブな評判
ネガティブな評判として一部見られたのが、「希望していた職種と異なる職種の案件紹介が多かった」というものでした。
コンシェルジュは転職者の希望だけでなく、これまでのスキルや特性、キャリアパスなどを踏まえて総合的に候補先を判断しているため、必ずしも希望通りの職を紹介してもらえるわけではありません。
また、コンシェルジュの対応が早い分「転職希望者側にも速やかな対応を求められる場面が多かった」との意見も見られました。
【公式サイト】https://www.workport.co.jp/
ワークポートの実際の口コミ
実際に使って見た感想といたしましては、やはり、大手の転職エージェントさんなだけあって求人数がとても多くて、さらに、質もとてもいいので安心して転職ができました。また、担当の方もとても優しくしていただき、初めての転職だったのですが、安心してすることができました。また、面接対策がしっかりあって良かったです。 |
まだ「普通」の口コミはありません。 |
![]() 「よしき」さんの口コミ:投稿日「2020年01月21日」 (24歳/男性/電位治療器の営業/正社員) 私が利用したワークポート様は、一言で言うと最悪でした。これは、ワークポート様全体を指すというよりも私についた担当の方を指すのですが、ある担当の方に面談をしましょうと言われ面談にわざわざ本社まで赴きました。その後求人をいくつか紹介するので、気に入ったもの応募したいものがあれば教えて下さいと言われ、その日は帰りましたが、そこから一切の連絡がなくなりました。私は、調度転職活動を始めたばかりだったので、仕事も辞めておらず合間を縫って休みの日に面談という形だったのですが、その面談のお陰でなんの意味もなく電車賃を使い、時間を使った形になってしまったのです。その後は別媒体を用いて就職しましたが、次転職する機会があったとしても確実にワークポート様だけは利用しないです。 ![]() 「TK」さんの口コミ (21歳/男性/ゲーム関係/アルバイト・パート) 私はこれまで転職サービスを使ったことがなかったので比較対象がないのですが、最初に面談に行ったときはものすごく丁寧な対応でなりたい職種や持っているスキルについてかなり細かく聞いてくれました。ですがやはり向こうも商売なので求人をたくさん紹介して早く仕事を決めてもらって紹介料で利益を出す感じが感じられました。求人の数は多いのに質が低くBlackと言われるようなところばかりでした。 ![]() 「はとり」さんの口コミ (23歳/女性/プログラマー/正社員) 転職活動を始めるにあたり、最初に登録したサービスがこちらでした。面談の予約をしてこちらの会社のビルに到着したら電話するように指示をもらいました。ビル到着後に担当の方に連絡を入れても全く応答がなく、直接フロアに向かってお会いしたら軽く謝られただけでした。それからも自分が年下だからか、ため口で話されることもありました。話自体ははずみ、次の就職先に悩んでいた自分に様々な候補を出していただきました。そこから自分の希望と実現可能な職業のすり合わせを行い、エンジニアに向いているのでは?と言われました。実際こちらの会社ではIT系の求人が多いようで、独自のスクールも運営していました。プログラミングやインフラの基礎を学べる講座を無料で受けられるみたいで、未経験で勉強がしたい方にはいいかもしれません。プログラミングの方は簡単なゲームを作るみたいです。ただし、こちらの講座を受けるとなると、ワークポート以外での求人は受けられなくなります。IT系と決め切れていなかった自分はお断りしたのですが、嫌みを言われました。良い印象を持てなかったため、他のサービスに乗り換えようとしていたのですが、「どこでもいいからとりあえず面接を受けることが練習になる」など言われ、希望でもない面接の予約をされそうになりました。正直言ってお薦めできない転職サービスでした。 |
【公式サイト】https://www.workport.co.jp/
ワークポートの利用がおすすめな人
続いては、ワークポートの利用がおすすめな人のポイントについて紹介します。
IT業界を中心に転職業界を検討中の方
ワークポートの特徴は「ITに強いが完全特化ではない」という点があげられます。
一般的な特化型の転職サービスは「業界を固めてから」でないと効果的な利用が難しいですが、ワークポートであればITを主軸としつつもほかの業界の求人案件も見ておく、ということがワークポートの利用のみで可能です。
IT系転職希望で結果を急ぎたい人
ワークポートはコンシェルジュの対応もスピーディーで、また合致する案件があれば積極的に紹介をしてきます。
eコンシェルジュの活用により効率的に転職活動を進めることも可能です。
従って、転職活動の期間を短縮することが期待できます。
短期間で結果を出して行きたいと考えている方には、WORKPOER(ワークポート)の利用はおすすめです。
【公式サイト】https://www.workport.co.jp/
ワークポートの登録方法
続いてはワークポートの会員登録方法について説明します。
ワークポート は比較的面談を重視するタイプの転職サービスで、Web登録後、コンサルタントとの面談を受けるのが前提となっております。
Web上で事前登録を行う
Web上の登録は比較的すぐに完了しますトップページ右上に「転職相談はこちら」というアイコンがあるのでクリックして入力フォームに移ります。
ここで名前やメールアドレスなどの連絡先、住んでいる都道府県や希望勤務地・職種を入力すれば登録は完了です。
面談実施とその時用意するもの
やがてWeb登録が完了すると面談の調整が行われます。
ワークポートでは、面談を行うことが転職サービス提供の前提となっておりますので、早めに面談を受けることをおすすめします。
面談の際には基本的に履歴書と職務経歴書の持参が求められますので、あらかじめ準備の上面談に臨みます。
面談においてはこれまでの経験職種やスキル、転職における条件やニーズなどをヒアリングされます。
選考ではなく面談なので変に畏まる必要はないですが、転職におけるポイントについて重視するポイントをあらかじめまとめておくとスムーズです。
面談が終わると、いよいよワークポートでの転職活動が始まります。
【公式サイト】https://www.workport.co.jp/
ワークポートを利用する際の注意点
続いては、ワークポートを利用する際の注意点を紹介します。
IT系以外の紹介は発展途上
ワークポートは今現在も総合系転職エージェントとしての領域拡大を進めているところです。
従って、IT以外の業界の求人取扱数やサポート力はまだ成長過程にあると言えます。
その点「IT系が選択肢にない方」が利用すると、まだ物足りなさを感じる可能性があり、こうした方はすでに普及している総合系エージェントを利用するのも一考です。
【公式サイト】https://www.workport.co.jp/
まとめ
ワークポート はIT業界を強みとしつつも、幅広い業界を取り扱う総合系転職エージェントへと変革しつつある転職エージェントです。
「ITを中心に他の求人も見ておきたい」という方には特に利用をおすすめするサービスです。
今後徐々にIT系以外の職種についても、取り扱い案件が充実していくものと期待されています。
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(25歳/男性/販売/契約社員)